コラム部屋

□アニメ感想3
33ページ/42ページ

この前あんまりにもテンパりすぎて
「今年って平成2013年ですよね?」
と言ってしまった稲糸です。
少しは落ち着け。ってなことで、今回のアニメ感想にいきましょー。

20:ドキドキプリキュア

さーて紳士淑女のみなさんー、今期のプリキュアの話ですよー。よってらっしゃい見てらっしゃい。今や日本の伝統文化になったプリキュアの感想記事となりますので、今回は非常に文化レベルの高い記事となっておりますよー。
え?プリキュア書いてて恥ずかしくないかって?
ししし仕方ないじゃん。仮面ライダーの後にやってるんだから、なんかそのままダラダラして見ちゃうでしょ?(ここまでテンプレ)

うぃー。ってなことでいつも通りいきますか。
あのカオス作品だった「スマイルプリキュア」を終え、新に始まった今回の「ドキドキプリキュア」、略して「ドドリア!」(結局ドキプリで安定してなくもない気がするけど…ドキプリってゴキブ略)

んで前回があれだったためになんか妙なプレッシャーを感じてしまうものでしたが(後輩にプレッシャーをかけるとは、スマプリって嫌な先輩であるw)、その期待値にいい意味で外れることなく、非常に面白いプリキュアになっていると思います。
スマプリほどカオスでないにせよ、ほどよくネタはあるは、ギャグと感動のバランスもスマプリと遜色ないし、逆にスマプリがあれだったためとても安定して見れるプリキュアでもあります。
っていうかスマプリはあからさまな大きいお友達用のネタが多くてある意味視聴が厳しかったところがありました。そこらへんをマイルドにしつつ、かといって大友ネタも忘れないあたりのプリキュアと言ってよいでしょうか。
んでよくよく調べてみると前にこのブログで絶賛していた「メダロット」の脚本家さんが参加しているみたいですね。そりゃ安定して見ていられますわw
ライダー見た後にだらけた日曜朝を妹と一緒にツッコミながら見るのに適した作品となっております。

そいで、せっかく大きなお友達な私がプリキュア記事を書いているということで、開き直って今回のプリキュアの各キャラのネタをまとめてみますとね…

・マナ(キュアハート)
今回の主人公。変身した時に目がトロンとしてかわいい。プリキュアシリーズの主人公にしては珍しく文武両道キャラでしかも生徒長という異例のポジション。
「天才キャラかな?」
とか思いつつもその実かなりのピュアボケキャラであり
「困っている人のためにはなんでもしちゃうけど、たまに抜けてる」
ところがある感じの愛嬌のある主人公。親友のリッカちゃんからは「幸せの王子」と呼ばれる。土下座したらやらせてく(略
だもんで、スペック的には天才キャラなんだけど反応とかがピュアでそこらへんがツッコミところに。特にマコピーに関することになると途端にボケキャラになる。あと多分自分がモテモテ会長なことをあんまし自覚してない。
そんなギャップが素敵。

・リッカ(キュアダイアモンド)

マナの親友キャラ。マナちゃんが天才キャラだもんでプリキュアでは珍しく勉強できるブルーといったポジションではない(というかドキプリはみんな成績優秀)。
んで基本的に天才だけどピュアなマナをサポートするしっかりもの…と思いきや、ドキプリの回が進むごとにだいたいのキャラがボケキャラであることが発覚。
マナだけでなく、ありす、マコピー、帽子のお兄さん、はたまた敵キャラもだいたいボケなのでその全てのツッコミを一人でしなくてはいけなくなっている中々の苦労人。ボケボケツッコミボケボケな立ち位置。たまにツッコミが追い付かなくて流されるままに展開に押されている姿が実に愛しい。
またツッコミだけでなく、モテモテのマナの正妻ポジションとして1クール目からまるで二次創作のようなキマシタワー回をやってくれる。
正妻ツッコミ。このドキプリにとっていなくなったら作品が大変なことになるので非常に重要なキャラである。

・ありす(キュアロゼッタ)

通称キュアマネー。
幼女達に「世の中金だ」ということを教えるいわゆるお嬢様ポジション。カリンちゃんみたいなリムジンに乗ってるあたりさすがの脚本である。何故か4人の中で一番変身シーンに気合いが入っている。
そいで今までのプリキュアでなあなあにされてた「怪物を見た市民はどうしてなにごともなかったように生活していたのか?」という暗黙の世界についに首を突っ込んだキャラ。
なんと財閥のお金を使って情報を揉み消したり、ネット情報を捜査したり、あげくの果てに町の監視カメラで怪物の登場した場所を特定したりなど、今までのプリキュアでやっていなかったことを次々に金で解決しているツッコミのしがいのあるお嬢様である。
だが本人的には実は最初はプリキュアになるつもりはなく、ありす曰く
「自分が本気で怒った時、力を抑えきれなくて誰かを傷つけてしまうかもしれないから怖い」
と言うらしい。
何それ怖い。今までそんな理由でプリキュア断ったキャラいないだけに潜在能力がまるで見えない恐ろしいお嬢様である(結局マナ達を守るためにプリキュアになったが、いづれ暴走するのだろうか…)

今後も前代未聞なことやってくれそうである。

・マコピー(キュアソード)

今回のプリキュアのモチーフは「トランプ」ということで、同じくトランプモチーフのライダー「仮面ライダー剣」の話題が嫌が応にも上がってしまうのですが、なんとこのマコピー、剣の主人公とおなじ「剣崎」(モチーフもスペード)。
更には当初の立ち位置は「おじゃ魔女ドレミ」のおんぷちゃんみたいな感じだったため色々な方面から期待のかかる子になる。
だけでいざ蓋を開けてみれば(当然ですけど)パロネタはそんなになく、むしろ最初からメンヘン世界でプリキュアやってたという斬新な設定だったり、案外すぐ仲間になったりなどむしろ安心できる仲間になった。
ネタ方面でいうならクールな感じだけど異世界から来た子なので世間知らずネタが多いといったとろこでしょうか。
ピュアボケ、お嬢様ボケ、世間知らずボケ、似たようなタイプだけれどもみんな個性が共鳴しあって非常にいい空気のボケ空間である。リッカちゃんマジがんば。
また相方の妖精の「ダビー」はマコピーがアイドル活動している時にマネージャーだったりする。その際はキャリアウーマンな感じの人間だが、妖精時は同じ声優さんで「ダビー」とか言う。お、おい。

・アイちゃん
謎の赤ちゃん。「きゅぴらっぱ」と鳴く。

・タイトル
基本的に嘘予告。七割がた視聴者を騙す。
「プリキュアがばれちゃった!」→自分でばらす。
「私プリキュアになりません」→なる
「さらば!プリキュア」→最終回でもなんでもない

ってな感じで、スマプリと比べたらあれかもしれないがとてもネタに溢れる楽しい番組である。
これから1年よろしくね。
きゅぴらっぱ!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ