コラム部屋
□アニメ感想３
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さーてさて、今週から春クールものの最終回ラッシュが始まりましたので書けるうちにどんでん書いていきましょうねー。
地獄のアニメ感想期間、スタート(自分から言う)
2：血液型くん
今期の短編アニメ枠。
血液型A、B、O、ABごとにキャラクターを作ってそいつらに色んなシチュエーションを演じさせて各血液型ごとの反応を楽しむ作品。
もう血液型ブームはある程度落ち着いた、とはいえやはり日本人故か、こーいった占い的なものは楽しく見てしまいますね(どちらかというと私は十二星座が好きなんですが)。
ただ作中ナレーションで一話一話注意喚起していたんですが、やはり「A型だからこう」「B型だからこう」みたいな書き方をしてしまうと価値観の決め付けになってしまうので、
「このアニメを見ても決め付けないで下さいね」
って言いながら、そこらへんを毎回あたりさわりなく丁寧に作っていたのが好感を持てました。
あくまで血液型考察バラエティ、って体裁。
内容もさることながら各血液型キャラクターのCVもかなり豪華になっていましたので、単純に耳が幸せな作品でもありました。
A型：福山潤
B型：中村悠一
O型：石田彰
AB型：柿原 徹也
…豪華！
しかし石田さんがOだったとは…あのATフィールドの塊みたいな人でもOなんですね。
まあ血液型だけじゃないですからね、性格は。
にしても見ていて思ったのが、案外どの血液型も落ち度らしい落ち度は沢山ありましたね。
んでもA型は基本的に他の血液型に巻き込まれて貧乏くじ引いちゃうけど一貫して真面目でいいやつな感じで書かれていましたね。
…うん、やっぱり振り返ってみるとA型贔屓な気もするアニメだったかもです。
いつも血液型関係で得するのはAなんですよねー(横目でチラッチラッ)。
まあ日本人で一番多い血液型だから一番よく書かれてしまうのも納得かもしれませんが、数の暴力かと思うとやるせなくなります。
因みにその次に多いのがO型。
最終回によると日本人の血液型比率は
A：O：B：AB=4：3：2：1
らしいので
「君ってAかOだよね？」
って言うと7割は当たってしまう理不尽。
Aもそうだけど基本的にOもあたりさわりのない血液型なんですよね。
でもこのアニメではO型はけっこう屑役で書かれていたような気もしますが。
基本的に最初はA型が真面目に働いているところに便乗つつも、BやABが反論するとちゃっかりそちら側にも便乗。そいで一人で真面目に働いていたAが最終的に努力が報われそうなタイミングでまた戻ってくるという…
中々の調子いいというか世渡りが上手いというか自分の意思がないというか、各血液型の欠点が色々と書かれている中で「ｲﾗｯ」とはしたタイプでした。
Oがこーいう風に書かれるのも珍しいですね。
そいでBは安定のオチ役。
…いつもこんなんだよ。Bの扱いって。
みんながなんかやってる際に自分だけは興味のある方向を向いていて、自分の興味とみんなの意見が一致した時にはすごく元気に働くやつ。
うん、否定はしない、できない(したり顔)。
だけど毎回笑われ役になるのはやっぱりやだなあ…協調性がないのは悪いことかもしれないけど、悪くするつもりは全くないんですよね。面白くしたいんです、自分が(ﾄﾞﾔｧ…)。
そんなB型並みにマイペースだったのがAB。
自分の理論通りにことを運ばせていって、常に達観しているやつ。でも別に計画通りにならなくても怒ったりしないよく分からないやつ、ABもBに次いでオチ役になることが多かったと思います。
そんな血液型くん。
最初のほうでは「価値観の決め付けいくない」といいつつも…やっぱりこーいった性格考察みたいなのは楽しんでみれてしまいましたね。
色々と思うところはありましたが、シンプルに面白い作品でした。
因みに…
血液型くんの本編さることながら人気だったのがその後にやる「アーススター」の他番組宣伝なんですが…
なんなの…「てーきゅう」のなすの先輩の人気っぷりはw
血液型くんっていつもニコニコのランキングのいいとこにいたんですが、もしらしたらなすの先輩見たさでみんな血液型くん見ていたくらいじゃないでしょうか。
んもうあれですからね。
番組宣伝編成の都合上なすの先輩がいない時もあるんですが、その時のみんなの落胆っぷりがすごいですからね。
資本主義の犬ならぬ資本主義の女…日本人のみんな血液型もそうなんですが、CMでの洗脳っぷりもやばいんですから。
ｶﾜﾅｲﾄｳﾁﾉﾃｯﾎﾟｳﾀﾞﾏｦｵｸﾘﾏｽﾜﾖ
…はっ！
最終的にCM欄がなすの先輩に占領されてて草はえた。
お前らのせいで「ヤマノススメ」や「まんがーる」の宣伝なくなっちゃったじゃないか！いい加減にしろ！
ﾅｯｼｮｯﾄﾃﾞｽﾜｰ
…はっ！
まあなすの先輩は血液型関係なく、みんなに人気ということで…(申し訳程度のまとめ)