コラム部屋

□アニメ感想3
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うおっしぃー次行きますよ次ー。

4:あいうら

短編アニメ枠。
短編アニメってどうやら制作費とDVD回収する採算がとても効率がいいみたいで(だいたい1巻だけ発売すれば終りですからね)、これからの不況の時代どんどん増えていくみたいです。
そんな中ぽつりと始まった「あいうら」。どうやら日常系シュールギャグで原作も人気らしいんですが…

ですが…

いくら不景気でアニメ制作費がないからといっても「…これは…」

的な作品でした。

いや、誤解されては作品の方に失礼なんですが、内容自体は面白い作品でした。
ちゃんとシュールギャグとしてセンスのいい言葉選びをしてたり間の使い方が上手かったです。
またアニメになった時の作画がまー可愛かったんですよね。本編とOPどこを止めてもいい絵になっているし、特に本編中の女の子が動く時の太ももが映るシーンがもう毎回毎回拘りがある動きをしまくっていて、類い希なる「太ももアニメ」でもありました。
あの絵コンテ切った人は素晴らしい才能の持ち主ですね(にっこり)
そんな「あいうら」。エンターテイメントとしての水準はちゃんとありました。
ただ…問題があるとするなら…

あるとするなら…

ニコニコ動画で見た際の時間配分が

OP(1分)+本編(2分)+ED1(30秒)+ED2(1分30秒)+CM(1分)

くらいの割合だったこでしょうか。

ズコー!

なんだこれ!本編の割合めちゃめちゃ少ないじゃないですか!
みたいなツッコミどころ。

ああ…短編アニメが多い、ってのはいいとしてもどうしてやるアニメやるアニメこうも特徴が尖ったのが多いんでしょうか。
ある意味アイデンティティの奪い合いに見えてしまう不思議。
短編アニメは今、群雄割拠の時代である。

…普通にアニメ見たいだけなんだけどなw

にしても「あいうら」は何故EDを2つも設けたのだれうか。しかも短編アニメなのにED2のほうは普通の30分アニメ並みの長さなんだぜ?しかも精神世界を写したような訳の分からない映像なんですぜぃ?(何故か訛る)

本編が短すぎて見るのは気楽なんですが、どうもあのEDラッシュを見るのは毎週重いものがありました。
まあ最終回付近になれば慣れてしまうんですが(自分で言ってて怖い)。
それとOP。
これも今期を代表するかなりの電波ソングになっていまして、インパクトと本編に全く関係のない訳の分からなさではNO.1だったかもしれません。

何せ原作にもアニメにも全く関係ない蟹が出てきて歌詞がずっと蟹を料理する歌ですからね(重なりますが、本編と蟹とは全く関係ありません)。

その関係なさとゴリ押しがなんとも中毒性を表現していて、気づいたら生活上で

カニカニカニカニカニカニカニカニ

って呟いてるほどクレイジーなものとなっていました。
慣れって怖いですね、本当に。

…気付いたら本編よりOPEDの話が主になってしまいました。
ともかく「あいうら」の感想としましては

「低価格でアニメ作って、歌とかも売りたいんだな…」

的な不況の怖さを知った作品でした。
いや、本編のクオリティは良かったんだけど、今後こーいうのが増えるのかなー、っていう不安がありますが。

カニカニカニカニ

…はっ!
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