コラム部屋

□アニメ感想3
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それではそろそろアニメ感想もラストスパートにいくミーン。

18:猫物語(黒)

こちらを2012年秋クールの作品と言っていいかどうかは微妙なんですが、2012年12月31日にてスペシャル配信された2時間くらいの短編作品となります。
まあここはアニメ感想記事なわけだから普通に感想を書いていこうと思います。

さて、猫物語(黒)ですよ。
「今日見たもの」の読書記録とかブログでも度々話題にあがるかと思うのですが西尾維新の「物語シリーズ」をよく見ているんですが、
そのその「物語シリーズ」の中でも外伝的というか過去話というか

西尾維新のお気に入りキャラである羽川さんの更なる話を書くべくして始まったその序章となる過去話でしたのでファン的には
「…え…(黒)もやるとなるとその先もやるの…?」
と期待がちらつく映像化となりました。

…にしてもねえ。

前にも感想記事で書いたのですが、自分が好きな作品、とりわけ文章作品にもなると原作と映像のギャップがどうしてもあるのです。

あ、とはいってもクオリティとしては相当すごいとこでのアニメ製作だったので文句のつけようがないのですが。

この場合原作の方が問題でしたね。

西尾維新っー!てめーあんなアニメ化しにくいものばっかり書いてんじゃねーよ!(誉め言葉)

まず序盤!
なんだあれ!原作では3分の1くらいは阿良々木くんと月火ちゃんのおっぱいトーク(ある意味物語シリーズで一番心が折れるギャグシーン)だったのにアニメとそりゃもうカットの嵐だったよ!

普通「ここカットすんじゃねーよ…」って文句をアニメのほうに言うべきなのに物語シリーズに至っては「ほーれみたことか、アニメにならなかったー」ですからね。

とんだじゃじゃ馬原作ですよ。

最高じゃないかこのヤロー。
原作も見れてアニメも見れる私、幸せ!
あっははー。

…でもアニメってそもそもそーいった目線で見るものだっけ?
こうどっかの作品ではこんなこと言ってましたが

「漫画は漫画として楽しめばいい、どうしてアニメにする必要があるのか」

という台詞があるのですが、
物語シリーズに至っては
アニメ=原作のCM
みたいな感じになっちゃうんですよねー。

そもそも原作の中でも「アニメの世界はパラレルワールドだから」って台詞言ってるくらいだからまあ別ものとして見るのが正解なんでしょうか。

んー、でも「ジョジョの奇妙な冒険」とか「謎の彼女X」とかの原作超リスペクト作品もとんでもなくファンとしては嬉しいとこなんですけどねー。

原作再現重視でいくか。
原作とは違った世界を作るのが正解なのか。

その答えはまあ昔っから議論されてることだから今さらどーこー言えるものではないんですが。

まあアニメは色んな人が関わって作っていて、原作は西尾維新色で作られていて作っている人の主張だとかが変わってきてしまうのも楽しみの一つではありますが。

無論アニメ見ていてとても面白かったです。
ただアニメを見ていて
「更にこの話を楽しく読んでみたい」
とか
「西尾維新がどーいった主張でこれ作ったのか」
ということを知りたかったらぜひ原作を読んでみて下さい、っというアニメでした。

…にしてももうちょっと「死んじゃえ」のシーンは長くても良かったんじゃないか…むぐむぐ

言い出したらきりがないにゃ。





んで




(黒)が終りしだい発表される次のアニメシリーズ。
セカンドシーズン、

猫物語(白)
傾物語
花物語
囮物語
鬼物語
恋物語

の発表!

あっははー、やっぱりやるのねー。

なんやかんや楽しみにしちゃうあたりやっぱり自分は「物語シリーズ」大好きなんだろう。

あのー、ところで傷物語の映画はまだですかねー。
あれないと阿良々くんと忍ちゃんと羽川さんの大事なエピソード抜いたままどんどん話進んじゃうけど大丈夫かなー?
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