コラム部屋
□アニポケ感想３
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だっふんだ！
ってなことで、今週のアニポケ感想にいきましょう。
第138話： ｢ｲﾌﾞｷとｱｲﾘｽ! 色ちがいｸﾘﾑｶﾞﾝ!!｣
あらすじ：洞窟に住むﾎﾟｹﾓﾝたちに出会える洞窟島に到着したｻﾄｼたちは､ｲﾌﾞｷと再会する｡色違いのｸﾘﾑｶﾞﾝをｹﾞｯﾄしに来たというｲﾌﾞｷだが､途中でｶｲﾘｭｰとはぐれてしまったらしい｡ｻﾄｼたちはｲﾌﾞｷのｶｲﾘｭｰを探すことにするが…｡
イブキさんとの実に11年ぶりの再会となりました。
この間のジラーチに続いて今度は金銀世代に嬉しいサプライズです。
…にしてもイブキさん。
OPにはずっと登場してたのでデコロア編にて何かしらのキーキャラになるかと思いましたが1回こっきりのゲストキャラでした。
あれ。
パンジーさんはつい最近OPに参加したてなのにレギュラー入り、んでずっとOPに出ていたイブキさんがゲスト止まりとか。
やはりパンジーさんは元々デコロア編に出す予定はなかったのか、本当にギリギリで参加決まったのか。
パンジーさんも今回冒頭ですぐどっかいってしまったのでイブキさんとの絡みはほとんどありませんでした。何となく感じるちぐはぐ臭。
まあそれはそれとして何故か再登場できたイブキさんです。
原作ゲームで出番があったミカンさんとは違ってなんのツテでもなくほんとうにいきなり出てきてくれました(まあアイリスとの関連で出てきたんでしょうけど)。
びっくりはしましたがかなり嬉しくなる再登場の仕方ですよね。
この調子で懐かしいキャラを出してくれる可能性をちらつかせてくれるだけでアニポケをずっと見ている側としたら甲斐があるというものです。
そいでそんな少ないチャンスを掴んで見事11年ぶりに登場できたイブキさんが何をしにかといえば色違いのクリムガンを探しにきた、とは言ってましたが、まあ同じく女性ドラゴントレーナーであるアイリスと絡めるためにという登場の仕方でした。
ワタルェ…ゲンジェ…
…うん。にしても11年ぶりっというのに相変わらずデコロア編の過去キャラ優遇っぷりがすごいです。
サトシに関してはやっぱり珍しくイブキさんのこと覚えているし記憶力キレキレです。
…まあ、イブキさんのあの格好は中々忘れられるものではないですがw
今回も港でいきなりマントにタイツでムチ持ってそうなお姉さんが登場してびっくりしましたよ。
相変わらず圧倒的場違い感であるw
そして当時「げきりん状態」から暴走していたメスカイリューさんも「花が好き」っという設定を見事に残して再登場。
アイリスの汚いカイリューと並んで出た時は
「ああ…ちゃんと綺麗なカイリュー見れたの久々だな…」
っとしみじみしてしまいました。
まあ「げきりん状態」もかなり汚いカイリューなんですがw
そいでイブキさんを連れて色違いのクリムガンを探す一向なんですが、模式美でロケット団が野生ポケモン達を巻き込んでクリムガンにちょっかいを出し、
怒りに怒ったクリムガンが「げきりん状態」になって暴走してしまいます。
そんなクリムガンをボディコミュニケーションで体当たりでなだめていくイブキさん、それを見守るアイリス。
ってな感じでドラゴントレーナーの先輩として威厳を見せつけたシーンでした。
前にアイリスも進化して暴走したサザンドラを止めてましたが、あの時は他ポケモンにサザンドラに威嚇攻撃とかして追い込んでましたが、イブキさんの場合だとほんと文字通り体当たり。
クリムガンをなだめる時の言葉使いこそ最初は喧嘩腰でしたが、クリムガンに対しては一切攻撃せず、またクリムガンにものごっつ攻撃(腹部を尻尾で強打)されてもまた立ち上がって説得に入る姿勢。
ああ…やばい。格が違うわ、っと思いました。
よく二次創作でのイブキさんはツンデレだったり「ワタルにコンプレックス」を持ってたりなどですが、アニメ版だと圧倒的にいいドラゴントレーナーでいらっしゃいました。
確実にアイリスの心に残るような立派な活躍をしてくれました。
「ワタルにコンプレックス」
って設定もまあ原作のイメージがありきなんですが、それを払拭するくらいの先輩でしたね。
結局喧嘩腰だったの最初だけで、後はクリムガンに優しく語りかけて無事クリムガンに一切攻撃せずにことを落ち着かせました。
ドラゴンタイプ
っというとやはり他の生物や自然を圧倒する「強さ」を持つイメージがありますが、実際にイブキやアイリスみたいなドラゴントレーナーがポケモンをなだめる際に使う手段が「強さ」ではなく「優しさ」なんですよね。
アイリスも今回の話で言ってましたが、
「ドラゴンポケモンは本当はすっごく優しいんだもん！」
との言葉通りに強さを求めるということはつまり優しさを求めることであり、ドラゴントレーナーに必要なことはそれなんだとシンプルに伝わってきた回でした。
いやーいい話。
最初は「またクリムガンかよwww」とか文句言おうと思いましたが、実際書いてみればとても心暖まる記事になりました。
やっぱデコロア編おもしれーわ。
XYもそれなりにもうすぐ終わってしまいますが、この短い間に出てくる色んなエピソードを楽しんでいきたいですね。