コラム部屋

□アニポケ感想3
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それじゃあそろそろ夏アニメ感想が始まってしまいそうですが、その前にアニポケ感想を消化していきましょう。

第143話: 「ベストウィッシュ! また会う日まで!!」
あらすじ:デコロラ諸島を巡る船旅も終わりに近づき、カントー地方の港町・クチバシティ目前のサトシたち。そんな中、ピカチュウたちをゲットしようと企むロケット団が巨大バルーンで客船を空中に浮かばせてしまう。さらに、パーカーさんがサトシたちの邪魔をしてきて…。

ついにアイリス&デントとの別れの回である。
ゆうに3年くらい一緒に旅をしてきた仲間達でしたが、ついにお別れの時がやってきました。
BWシリーズですと3年という別シリーズと比べてちょっと短い期間となってしまいましたが、

女の子主人公の縛りから脱却してサトシと同じ目線に立ってサポートしてくれたアイリス。
従来のタケシという偉大なポジションを引き継ぎつつ、タケシとは全く違うベクトルで笑いを作り、そしてやる時はしっかりやってくれたデント。

短くも決して印象は薄くなく、短い中で濃い活躍で立派にBWシリーズを全うしてくれた2人でした。何回も感想で書いていると思いますが、BWシリーズは一般回が面白い、って特徴はこの2人あってこそでした。
何気に「ジムリーダーがアニメオリジナルキャラになって一緒に旅をする」ということをタケシカスミ以来にやってくれたキャラでしたので、原作ゲームをやった時にアニメとゲームとのキャラの差があって久々に楽しいキャラ改変となりました。
アイリスに至っては全然キャラ違う上にチャンピオンにまでなってますからねw

そいで話の内容としては前半は超がつくほどの一般回でして、
R団が船を襲う→撃退する
という流れを久々にみた気がしました。昔は何回もみた光景なのに懐かしいと感じるのは、BWの一般回に単純なR団回がなかったんだなー、としみじみしました。
そいで前半戦の見所としましてはパーカーさんとこちらも久々のサトシの超人的な身体能力の披露でしょうか。
まずはパーカーさん。
これまでデコロア編を旅している中で船のボーイとして案内役をしてくれていたパーカーさん。
今まで彼のことを書こう書こうと思っても一行に活躍の場がないので初めて触れるのが最後の活躍となってしまうんですが、いや、最後の活躍といってもどっちかつーと情けなくてなんかシリアスな笑いみたいな感じになってしまいましたが。
R団がサトシ達へ攻撃した流れ弾が当たって「うわっー!」ってなったり、乗客を守るためにR団の前に生身で立ち向かい、攻撃を受けて「うわっー!」ってなって船から落ちそうになったり。
うん、乗客を守ろうとする姿勢はかっこいいけど見所としては「うわっー!」って吹き飛ぶだけ、ってのがシュールでした。
…まあパーカーさんかっこいい人でしたが、XYの宣伝で色々と出番を削られたちぐはぐ感がありました。悪いのはパーカーさんんやない、新井…スタッフのせいや!

そしてサトシの超人的身体能力。
これまで何回か現実の10歳児とは思えない、
「あれ?ナルトもう始まってたっけ?」
みたいな錯覚を久々に受けました。

R団に荷物置場に落とされる→ダンボールを組み立てて上にあるクレーンに掴もううとする→ダンボール崩れる→サトシ、ギリギリクレーンに掴まる→片手でクレーンに掴まり、もう片方で落ちそうなアイリスとデントを引っ張るサトシ。

!?

おいおい…あんたどんだけ腕力あるんだよ…
よくヨーギラスを軽々担いでた時の怪力っぷりがネタになりますが、こちらもヤバいんじゃないでしょうか。
片手で120Kgは支えてんじゃないか?さすがスーパーマサラ人やで…伊達にレッドさんがモデルなだけあるぜ。
んでそこで爆笑していると更に目を疑うことをしでかすサトシ。

R団が気球に乗って逃げようとする→「逃がすか!」といって自分達の体重でクレーンを振り子運動させ、その反動で空を飛ぶ。

!?

おいおいいつからこの番組はキン肉マンになったんだよ…
さすがのレッドさんも苦笑いしそうですね、ありゃ。
そんなこんなで一般回に見えつつもカオスなR団との対決を終えて、いよいよカントーに到着。
デコロア編、ここにゴールインである。
んで到着港がクチバなんですが、考えてみたら無印でサトシはサントアンヌ号でクチバから出る側だったのが帰ってくる側になるとは…時間は経つものですね。
そいでカントーに到着してはしゃぐアイリスとデント。彼らにとって新境地のカントーでは彼らなりに行きたいところがあるようでした。
今までアイリスデントは何気なく付いてきてくれましたが(デントはサトシと一緒に勉強、アイリスは…アイリスはなんだっけかなw)、いざ新境地に来てみれば彼らなりに行きたいとこがバラバラでした。
唐突、って訳ではないですが別れのときです。
これまでタケシやカスミやハルカやヒカリやケンジは新たな目標が出来て別の場所にいってましたが、アイリスデントはなんかあっさりふらっと興味本意でどっか行ってしまうのでなんか生々しかったです。
まあ他のキャラ達と違ってアイリスデントは準主人公という枠ではなかったので各々やりたいことが見つかって良かったとも思えます。
アイリスはフスベのイブキさんのとこに見学に(っていうかイブキさんシャガのとこにいったんじゃ…)

んでデントはなんとびっくり、ホウエンのハギ老人のとこにいって釣り修行するとか。
ハギ老人!まかさこの名前が出てくるとはwww予想外のチョイスです。
ゲームでもアニメでも序盤チラッとしか出てない印象の薄いキャラでしたが、まさかここでピックアップされるとか誰得。まあホウエンって名前が出てくれただけでも嬉しかったんですが。デントはミクリさんとも会ってほしいですねー。
そいでクチバのモノレール(サトシの時はそんな便利なもんなかったぞ、おい)で各々の目的地に向けて旅立つ仲間達。
なんかあっさりと別れてしまいましたが、いざここで旅でゲストキャラ達に使っていた
「ベストウィッシュ!良い旅を!」
という言葉を聞くと感慨深いものがあります。
うん、この3年間の旅の終わりと、そして始まりを告げるのに相応しい言葉でした。

ベストウィッシュ、良い旅を。

………

(旅での各キャラの思い出の中でカミツレデントをみたら一気に感動が笑いに変わったのは黙っておこう…)

こうしてアイリス&デントと別れたサトシはパンジーさんと共に、故郷マサラタウンに向かうのだった。

次回、ベストウィッシュ編最終回。
ここまで感想書いてきた者として、最後までサトシの旅を見守っていきましょう。
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