コラム部屋

□アニメ感想4
29ページ/40ページ

それではアニメ感想のほうを再開しましゅね。

ってなことで、今回のアニメ感想にいきましょう。
今回はこちら!

12:Free!

「京都アニメーション」。
というアニメーション会社がありまして。昨今のアニメ業界の中でも
「涼宮ハルヒの憂鬱」
「らき☆すた」
「けいおん」
「日常」
「中2病でも恋がしたい!」
などのいわゆる「萌アニメ」の流行を先行く日本の誇る有名会社さんがあるのですが、
その京アニさんがなんと今期
「ホモアニメ」
を作る、っと言い出しましたのでもうアニメ界はそれなりに衝撃を与えた作品でありました。
「つ、遂にあの京アニが方向転換したぞ!うおっー!」
と。
本来は女性向けアニメだっつーのに「京アニ」のブランド力でやたら色んな方面から注目が集まった作品でもあります。
自分も
「京アニの作品だからって何でもかんでも見るのはなー」
とか言っていたんですが、そのせいで「中2」を見逃して死ぬほど後悔したので今回の「Free!」はその反省を活かして見ることにしました。
ヒャッホー!ホモアニメだぜー!

で、

見た結果。

普通に面白いアニメでした。
「ホモアニメ」なんて、原作者さんのこと考えたらちょっと俗っぽくてで失礼な言い方になってしまうかな、と思えるほど「青春スポーツもの」として作られていて好感触でした。
まあ登場人物はかっこいい男の子達が沢山出てくるんですが、そのインパクトもさながら、題材が異色の「水泳部男子の青春」でしたので、そりゃ男ばかりになるよな、という感じではありますが。
毎回が水着回!という当たり前ですが伝説を残してくれた作品でもあります。

んで内容としては定番なんですが、一から「水泳部」を作ることから物語がスタートして、部員集めやライバルとの因縁。部員と信頼を深める合宿やら喧嘩、そして大会出場してライバル対決クライマックスという。
文字にして書いたらあたり前なんですが、1クールに「部活青春もの」で必要なものを全てつぎ込んでいて、毎回実に内容が濃い作品となっていました。
そいでそんな「青春もの」を京アニさんが作るとあら大変です。
毎回日常シーンのやりとりはほのぼのしてて細かいギャグに溢れていて、それでいて後半パートではしっかりシリアスにまとめる編集力。
また背景の書き込み、水泳シーンの迫力はさすが一流アニメ会社だけあって高いクオリティでした。
またマネージャーの女の子の江ちゃんが、やはりむちゃくちゃ可愛かったですね。さすが京アニ。Go is god.
いつしか「ホモアニメ」なんて肩書き忘れて普通に見れてしまいました。
後半のシリアス展開も
京アニの作画+声優達さんの本気
もかけ合って熱い展開となってました。

ですが評判でもあったんですが、最終回だけはなんか惜しいことになってしまいましたね。

凜との過去を清算するためにも、最後のリレー勝負を挑むクライマックス。
しかし凜の態度からリレー出場が禁止になってしまい、最終回だというのに
主人公VSライバル
の王道展開じゃなくなってしまう!どうする!?
とか思ってたら、なんと主人公がライバルを説得して試合ルールを無視してギリギリで凜をチームに入れて大会に出てしまうことに。
結局凜の望みであった「もう一度みんなと一緒にリレーを泳ぐ」は達成されましたが、ここまでちゃんと「スポーツもの」できていた分、最後はルール違反とかしないでガッツリ勝負していたほうが良かったと思いますが。
それでも最終回の凜のふっきれぷりを見れば、無事過去の呪縛に決着がつき、
そしてみんなちゃんと謝罪してそれぞれの新しい学校での部活に取り組めたようで、次は公式な大会で気持ちよく勝負ができそうなエンディングでした。

遥と凜を水泳を通して仲直りさせる。

というストーリーとしてみればすっきりする内容でした。
でもやっぱり改めて、今度は公式大会、あるいはオリンピックで活躍する彼らの姿がまた見たいですね。

2期は…あるのかな?
取り敢えず「水泳もの」としてホモなしにしても楽しめる1クールを過ごすことができました。
ありがとうございました。

ウェェェェェェイッ(唐突)
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ