コラム部屋

□アニメ感想4
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倍返しだ!

ってなことで、今回のアニメ感想にいきましょう。
今回はこちら!

13:ふたりはミルキーホームズ

「ミルキーホームズ」というジャンルのアニメがありまして、去年の冬クールの時に2期にあたる「第2幕」が放送され、それから1年半後の2013年の夏クールに3期目にあたる今回の「ふたりは」が放送されました。

「ミルキーホームズ」

といえば

自分は2期しか見てなくて1期とか原作ゲームをやってないんですが、その時の感想記事を見てもらえれば察してもらえる通り、
10年代の「ギャラクシーエンジェル」に相当する作品
と言えば私たち世代にには分かりやすいんでしょうか。つーか会社も監督も同じなんで正にそのままの意味なんですが。
一応原作ゲームは探偵ものなのだが、その原作をぶち壊すこと前提のハイテンションカオスアニメ、それがアニメ版「ミルキーホームズ」のアイデンティティであり視聴者の望む「萌え以上に狂った何か」が「ミルキーホームズ」の魅力でした。

その3期目、一体またミルキーはどんなカオスを私達に見せてくれるのか!?
と楽しみにしていたものですが。

監督が変わって、なんか普通の探偵ものにになってました。

えええェェェ…

まあ「普通の探偵もの」って言っても原作からして「特殊能力探偵バトル」だったので普通じゃないんですが、
ミルキーホームズ達の学校の後輩2人が主人公となり、先輩達に「憧れて自分達も探偵になろう!」とか言って、先輩が出ないものだから2人でそれなりに真面目に探偵稼業をやっていた、という話でした。
これまでのカオスさと比べると

依頼人がいて、敵の怪盗と勝負して、相方と喧嘩しつつも絆を深めて

と、ちゃんと起承転結があるだけまだまともなストーリーとなっていました。
前が前だからですね…(ラード汗)それと比べると大きく進歩したかのように見えてミルキーらしさが溶けて消えたかのように別物となってしまいました。
これは…方向転換なのでしょうか。
一応先輩達が出てくる時は前のカオス性を軽く残しつつも、基本はカズミとアリスの新主人公話なので、そんなに前作品の影響がない「ふたりは」でした。
んでたまに先輩達が沢山出る回になるとカオス性があって面白いっていうね。
うーん、今回は15分作品ということもあり本編とは違う番外編という扱いなんでしょうかね。
かといってシリアス回になるとなんとなくツッコミを入れたくなるような「!?」な展開が多かったですけどね。
…結局アリスの家族一同怪盗だらけじゃねーか!とか
「カズミちゃん怪盗に誘ってないから!座ってろ!」
とかね。
そこらへんはやはりミルキー遺伝子は受け継いでいたと思います。

あと自分は「ふたりは」をニコニコにて視聴してたんですが、どうやらTV版では前座で

「ミルキーホームズ中の人達が活躍するバラエティ番組」

をやってたみたいですね。

!?

…ああ…ミルキーのマジキチ成分は今回は3次元の方向へといってしまったんですねw3期だけに。

なんか中の人達が不二家の工場見学にいったり、クイズしてたり、カレー作ってたりなどかなりフリーダムみたいだったですが。

…こんな先輩達からよくもまああんな後輩達になったもんです。
しかし今後ミルキーはどちらの方向へと進みたいのか。
カオスな3次元か、原作クラッシャーな2次元か。

どっちへ転んでも大変ですが、やはりコンテンツを続けて楽しむという意味でも
「アリス&カズミも登場するアニメ4期」
も期待したいものです。
あの二人がマジキチと化した先輩達を見てどう反応するか、見たいようで見たくないような…いやはや。

しかし「ミルキー」ジャンルもまだまだ廃れていないということも分かりましたので、次期を期待してます。

ちゃっぽい。
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