コラム部屋

□アニポケ感想4
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ガブリアスに草。
ってなことで今週のアニポケ感想と今回のアニメ感想の合同回にいきましょう。
まずは今期のアニポケのまとめから。

12:ポケットモンスターXY

アニポケが12番目とか中々珍しい位置にやってきました。スペシャルとか挟みつつも休みとかありましたので稀有なクールとなりました。
今期を振り返ってみますと半分がコルニ編でアニポケにしては珍しい1人のジムリーダーに対してとことんプッシュを貫いたすんごいシリーズをやってのけました。んであと半分がザクロ戦と各キャラの一般回に。これまで展開が早い早いとされていたXYでしたがコルニ編を挟むことによってポケモンユーザーサービスに富ながらもペースを安定させたクールでもありました。
んで今回の話はそんなコルニ編の一区切り。コルニ編その5です。

第33話:「メガルカリオ対メガクチート!メガシンカの絆!!」
あらすじ:ムスト山へ到着したサトシとコルニたち。そこで出会ったメープルというお婆さんとメガシンカバトルをするも、またもメガルカリオは暴走。メガクチートに圧倒されてしまう。そんなコルニたちにメープルが与えた修行、それは「生け花」だった。メガシンカとは全く関係無いようなこの修行。果たしてコルニたちは生け花でメガシンカを極めることができるのか!?

うおおおおおおおおおおあああああクチートオオオオオ!
はい、ってなことで(これまで真面目に解説してきたのが台無しになりましたが)コルニ編の区切りとか言いつつ約束された神回、クチート主役回でもありました。
クチートといえばRSでブログ主が大好きになったポケモンでして(大きい声じゃ言えないけどずっと脳内2次でも話を作り続けているくらい好き)、しかし当時はあまり知名度はなくひっそりとクチート狂いでいたもんですが近年のXYでのRSポケモン達のメガシンカプッシュなどで人気ポケモンの一匹として表舞台へと出る率が増えてきたクチートさんです。
…AGの時はほとんど1話しか出番もらえなかったというのにとんでもない出世です。それでもメガシンカありきでの出番なので素のクチートの出番が少なくなりがちなのはジレンマですが、それにつけても長年の下積みが報われるが如くの嬉しい話でした。うおおおおおおおおおおあああああ(もういい
んでクチートの役柄としてはコルニのおじいちゃんが指定した師匠のパートナーポケモンとして出てきます。主に前半のAパートで変顔メガルカリオに怯まずぬるぬる作画の身のこなしとアイアンヘッドとようせいのかぜで軽くひねってしまいます。
(涙)
こんなクチートの姿を見ることができるなんて感涙ものですね。まあ実際動いてるのはサイサリスみたいなメガクチートでしたが、もう冒頭のおもてなしクチートを見れただけでも今まで生きてて良かったと思える瞬間でした。クチートさん、久々の主役回お疲れさまです!
んで本筋の感想を書くならコルニのメガシンカ修行。修行ものではお馴染みと思いつつも最近は意外と珍しい「関係なさそうだけど実は重要な修行」。実に王道で安心できるストーリーでした。
師匠のメープルと善戦するもまたもや途中で我を失って暴走してしまうコルニとルカリオ。そんな二人はメープルとクチートに一蹴されたあと何か特別な特訓があるかと張り切るんですがそこから毎日生け花ばかりをやらされます。
メープルがいうには「ルカリオと一緒に色んな景色を見ることが必要よ」というのですがイマイチピンとこない二人。
その間サトシ達は完全に脇役としてただただ生け花を楽しむ連中にwさすがコルニ編なだけあってサトシがこれまでで一番主人公っぽくないですw
あと意外にもセレナちゃんが一番最初に根をあげる。さすが現代っ子やでぇ…

そんでもってBパート(ここからいきなり作画が良くなってAパートが霞んで見えるようになってくる。クチートエ…これが一週休んだアニポケスタッフの実力か)。
ここからメープルのコルニちゃんへの修行のネタばらし。メープルはどうやら最初のバトルで二人の実力は見極めたらしく、戦闘能力も息の噛み合いようも素晴らしいものだが、お互い信頼しあっているが故にコルニはルカリオがバトルにおいて自分で判断して行動していることを尊重しているだとか。それはもちろん悪いことではないがポケモンとトレーナーの心がいくら一つでも同じ生き物でない以上必ず見る景色は違ってきてしまう。
心は一つ、景色は二つ。それを束ねるのがトレーナーとしての役目じゃない。
とメープルはコルニに問いかけます。
…おお。
普通にポケモンというモンスターバトルものにおいて人間側の立ち位置についてすっげえためになることを言ってくれます。確かにいくらルカリオと小さいころから共に過ごしてきていても生物間のギャップは必ず出てきてしまうものです。良いトレーナーとはそのギャップを否定も肯定することなく「ギャップを理解しつつお互いに歩みよる努力をし続ける」ことのできる者だということでしょうか。
ポケモンに限らずモンスターバトルものにおいての「指示を出す側の人間のいる意味」というのは非常に表現の難しいものです。そりゃ元々ゲームですのでプレイヤーの分身としては指示出してる本人は何も動かなくてよくて「傷ついているのはモンスターだけではないのか?それじゃあモンスターに知能があって人間を攻撃してきたらそんな立場関係意味ないのではないか」という疑問点を解消しなくてはいけません。
他のモンスターものでは色んな設定があって一応人間の方が上位の生物、みたいなまとめ方が多いのですが、ポケモンはあくまでそんな表現はあやふやにしてあるところがあります。
所詮キッズ向けだから、とアニポケ側にはそのジレンマ解消はないだろうとは思っていましたがやはり師匠たるキャラクター側にはちゃんと「人間だからこそできること」の表現をしてくれていて素直に感動できるシーンでした。
…これがコルニちゃんじゃなくてサトシだったら完全に主人公イベントなんですけどねwまあ今の主人公はコルニちゃんですがサトシにも聞かせたいくらいの台詞でした。まあXYサトシはDPからの継続っぽいのでわかってくれていそうですが。メガシンカイベントとかあったらサトシにもこんなことあるんでしょうか。
んであとはメープルさんから教えてもらったことを早速R団で実践。クチートとP様をさらっていくR団をコルニとルカリオが止めにいきます。
…普通に助け出せば勝てそうな相手ですが、なぜか良作画のBパート効果を受けてめちゃくちゃ強いR団です。バケッチャとマーイーカーめっちゃ強いんですけどw
そしてメガルカリオになるも変顔化してしまいまた我を失ってしまいそうになるルカリオ。しかしコルニの体
を張った問いかけにルカリオが答えてくれてついにメガルカリオ完全覚醒。メープルさんに言われた通り二つの景色を一つに束ねて意思疏通をしあい波動のコントロールに成功します。そして最後は助けたP様とクチートと一緒にR団をぶっとばしておわり。はどうだんがなんだかもうレーザーくらいの勢いです。嘘みただろ…これ第5世代から威力下がってるんだぜ…
そいでエンディング。なんとサトシから意外な発言が出てきてここで一旦コルニとは別行動をして互いに修行してからジムバトルをするようです。
(…セレナちゃんの心の安堵の声が聞こえてくるようだぜ!)
まあたぶん大人の都合でそろそろルチャブルゲットしないと映画始まっちゃうし映画強化月間になるからだと思いますがサトシがなんだか真剣にコルニちゃんと戦いに臨むような表現になって良かったですね。正直そろそろコルニ編という名のルカリオ贔屓も長くなってきましたので良いタイミングの引きでした。
ってなことでコルニの修行編、完!二人のジムバトルはどう盛り上がるのか?
長くはありましたが非常に充実したコルニ編でした。んではジム戦で!
うおおおおおおおおおおあああああクチートオオオオオ!(台無し
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