コラム部屋
□アニポケ感想5
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それでは今週のアニポケ感想だらっしゃあ。
最強メガシンカ～Act Ⅲ～
あらすじ：メガシンカを極め、最強の頂点の座を目指すアランの旅は、まだまだ続く。メガレックウザとともに消えた伝説の巨石を追う、アラン一行とダイゴたち。そこへ、突如として海上にグラードンが現れたとの情報が入る。現場へと急ぐ一行の前に、グラードンだけでなくカイオーガも現れ、さらに天空からレックウザも降臨し、ついに伝説の3体が激突する！ 果たして、ホウエンの未来は!? アランたちは生き残れるのか!?
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メガシンカ外伝のその3。早速だけど4話が2015年秋にあるようなのでこのまま半年に1話のペースで進んでいくようです。
…キッズからしたら一学年ごとに2話とか気が長くなる話ですなあ。
んで今回の話はゲンシグラードンとゲンシカイオーガとメガレックウザ対決の再現回…本当にここだけですよ…RSの宣伝してくれる番組は…
まあ今回はORASの話なんですけどね。AGで登場したグラカイとはまた別なのか彼らがゲンシカイキしてしまった姿なのか…ダイゴさんが別人みたいになってるところを見るに創作品の禁忌の術である「パラレルワールドだから」と言われるとなんも言えないですけどね。
まあゲームとは違ってORASのように別世界ではなく繋がった世界でいてくれるようでなによりですけど。ゲームと違ってヒガナの思惑とは全く違った目的でグラカイが動いてたと考えるのが健康的でしょう。
で、この物語の主人公としてはアランとヒロインのマノンのデコボコカップリングを楽しみながらフレア団の刺客として利用されているアランは果たしてどうフラダリと付き合っていくのか、
が主軸ではあるんですけど今回その話はまあそんなに進まなかったので（アラマノって言葉出来ててワロタ）
アニメのゲンシグラカイとゲームのグラカイの違いはなんだったのか
を中心に感想を書いていきたいと思います…なんだかついこの間グラカイの話したばっかなのにまたこいつらの話かあ。
（ORASのエピソードデルタのネタバレになるので注意）
んでゲームのグラカイの行動の比較をしていくと
・RS
片方の珠の間違いにより暴走
・ORAS
過去の災害により得たエネルギー（自然エネルギーに加えて恐らく死んだ人間の生命エネルギー）を得てゲンシカイキ。暴走。
・アニメ
なんかいつのまにかゲンシカイキしてて謎の巨石を食べにうろうろする。
ってな感じで暴走というより巨石に起こされたという印象の事件でした。そもそもアニメではヒガナいないだろうし、RSのイベントも起こした後なのでどちらかというとフラダリが後ろから糸を引いて巨石をグラカイに取られないようにアランを遣わした、という悪者はフラダリだけみたいな平和的な展開となってました。
…うん、正直エピソードデルタのパラレルワールド設定持ち出すよりよっぽどいい話でした。
んでアニメオリジナル設定である「巨石」はなんだったのか、というとまあ恐らくメガシンカのエネルギーが凝縮したものであり、ORASによって「メガシンカ=人間の生命エネルギーとポケモンの生命エネルギーの融合」って設定が追加されたのでそれになぞって考えると…
過去の災害において死んだ生命がエネルギー結晶となって石油的なエネルギーで露出した
と考えられるんでしょうか。他作品から例を挙げるならハガレンの賢者の石ですね。
んでそのエネルギーに反応して人体エネルギーなしにグラカイはゲンシカイキ、レックウザはメガシンカを果たしてエネルギーの取り合い（レックウザは恐らくゲームみたいに意識して止めにきたわけではない？）、結果フラダリが漁夫の利で巨石を奪ってゼルネ&イベのエネルギーなしにXYの古代兵器の起動に使うというシナリオとなるんでしょうかね。
どうしてそんなエネルギーがポッと出てきたのか？なんでフラダリはそれを知っていたのかというのはまあアニメオリジナルの設定だし（正直いきなり出てくる隕石よりはいい）、フラダリに関しても自然エネルギーやメガシンカの研究してたらヒガナみたいにパラレルワールドの未来が見えるとかサイコなこと言うより利にかなった予測とかしてそうです。
…まあ結果的にエピソードデルタディスるみたいな書き方しちゃったけど
「アニメスタッフの作った健康的でフラダリだけを悪役にしたエピソードデルタ」
って感じでしたね。サイコなヒガナによってダイゴもポケモン達もかき回されたエピソードデルタの救済といった感じでしたね。
特にダイゴさんに至ってはエピソードデルタでなんも役に立てなかった鬱憤を晴らすかのような活躍っぷり。これならチャンピオンですわ（チャンピオン失脚エピソードがなくなった？）。
そいで利用されてまくっていたグラカイに関しても今回は自分達の意識（食い意地かもしんないけど）で動いていてより動物ものとしての役割をしていました。動物っていうか完全に鳴き声モスラ（グラードン）とゴジラ（カイオーガ）でしたけど。
特にグラードンに関してはダイゴさん以上に鬱憤を晴らしてましたね。微笑ましい。
ゲームでは散々ボコられてたカイオーガに善戦したあげくだっこしてカイオーガを投げ飛ばすやんちゃっぷり。アランのメガリザードンを一蹴して（どうみても串刺し）メガレックウザにも引きを取りませんでした。
…なんだ…この優遇演出は…w
カイオーガに関してはかわいいギザギザ口を披露しながら海面から頭だけひよっこり出して、しまいのはてにはグラードンにぬいぐるみみたいにだっこされてぽーいされる萌えっぷり。バトルで恐れられてる姿とはほど遠かったですね（正直ゲンシカイキするよりスカーフもったほうがいいですし…）
まあそんな感じでヒガナにボロボロにされた連中を救いつつちゃんとストーリーを進めて、かっこいいグラードンとかわいいカイオーガを描いた物語でした（なおゲンシカイキしてない普通グラードンは相変わらずな模様）。
そんなファンサービスな回でした。
さてさて半年後の4話ではいよいよクライマックスを描くようです。利用されてるアランはどうなるのか、ったいうかアニメのフラダリは本当にいい人なのか、マノンの思いはどうなるのか。
ダイゴさんはまた出てくれるのか！（強調）
そこらへんを楽しみにして待ってましょう。では。