コラム部屋

□アニポケ感想5
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それでは新シリーズ初のアニポケ感想にいきましょう。

第74話「クノエジム戦! 美しきフェアリーの罠!!」
あらすじ:ついに、待ちに待ったクノエジム戦の日を迎えたサトシ! はやる気持ちを抑えられないサトシだったが、対戦相手のジムリーダー・マーシュは、トリッキーな戦法を得意とする強敵だ! 今回のサトシは特に作戦を考えてはいないみたいだけど……本当に大丈夫なの!?

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クノエジム編後半。前半で紹介話して後半でR団なしのがっつりバトルだけという相変わらずシンプルな構成に。
バトルカードとしても今回は2:2対戦なのでさらっと終わった感はある。
因みに今回クノエジムに行く前にサトシのコメントは「フェアリー対策?勿論してないさ!」と男らしい発言。テスト前とかにどうぞ。

・ニンフィアVSヒノヤコマ

てっきりニンフィアが切り札かと思いきや先鋒を務める。ヒノヤコマがミレア編に出番がなかったのでフェアリーに相性もよいということで今回登板。だけどよく出てるイメージはある。
ヒノヤコマが高起動戦を仕掛けるも触手拘束攻撃をしてくるニンフィアに苦戦。くちばしをグルグル巻きにされてぶんまわされて強風の中に拘束されるとかニンフィアさんえぐいですよ。ほんのり強いとはなんだったのか。
しかしヒノヤコマのニトロチャージで触手に引火させてその拷問から脱出(あのヒラヒラ燃えるのか…)。その後ニンフィアのギガインパクト(スキンはかいこうせんではない)と打ち合って勝利。サトシの手持ち古株として奮戦。

・シュシュプVSヒノヤコマ

前回ショータをボコボコにしたシュシュプが切り札として登場。弱そうな外見だかシンオウ地方以来のアニメでトリックルームを発動させてステータスの弱さを逆転させる。
…まあヒノヤコマの特性があれだったらそれでも先制できるっていう謎の表現をしなくちゃいけないんですけど。
んでサトシさんたらシンオウリーグのことは当然忘れていて普通に対応。
トリックルーム中に敢えてニトロチャージを積んでトリル解除のタイミングで緩急をつけた攻撃をして強襲するつもりだったみたいだけどヒノヤコマのスタミナが切れて負け。そりゃヒノヤコマで耐久はね…

・シュシュプVSルチャブル

少しトリル対策を考えて出した答えがルチャブル選出。P様活躍させるかと思えば違ったり最近ジム戦に出てないゲコガシラを抑えてルチャブルニキ連続ジム戦出場という快挙を成し遂げる。なんかもうサトシの相棒ポケモンという扱いである。
んでこの戦いが本当サトシらしい戦いとなり、アニメでのトレーナーサトシの強さというのがシトロン戦でも際立っていたように

直感でほぼノータイムで予想外のアイディアを出す

というのが彼の強み。ジョジョでいうと成長性Aでスタンドの応用で逆転の発想をすぐするキャラクターである(何故ジョジョ?)。
そんなサトシが出したトリル対策が

1:トリル中ではスピードが遅くなるけどシュシュプは早くなってる
2:そのシュシュプの攻撃中にしがみついてシュシュプの早さを得る
3:そのシュシュプの早さのままむしタイプの技のシザークロスでトリックルームの空間の壁を攻撃
4:トリックルーム壊れる

!?

トリックルームを物理的に壊す。

という予想外にもほどがあって笑いが込み上げてくる。
そもそもトリックルームはゲームではフィールドに放つ技であり空間に壁ができるとかどうとかも分からず対応としては発動前に挑発するとか敢えて遅いスピードにするとかでしか対策できないものである。けどそれをエスパー技に有効な攻撃で時空間ごと壊せるとは…カイオーガのしおふきでも壊れないトリルを壊せるシザークロスマジ有能である。覚えさせよう。
ってな感じで破天荒な戦法をとるサトシだけどその戦いをできるのはシトロンのいう直感だけでなく今回マーシュ戦でも彼女が驚いていたように

そんな破天荒な戦法をポケモンに言葉を通じなくても意思疏通ができる

という才能もサトシの強さであることが証明された。
マーシュさんはポケモンになりたいからポケモンの真似をしていたらポケモンの話が分かるようになった(っていうものとんでもない理論だけど)というがサトシとポケモンの間には

言葉は分かんないけど言いたいことは分かった

という信頼関係があるからこそ作戦をダイレクトに反映できる強さがあるのだ。
コミュニケーション能力は最大の武器、いくら個々の力が強くてもコンビネーションを組める力と意思を伝える時間の短さによって更に強大の力となり得るのである…まあサトシはそこらへん難しく考えてないから強いんでしょうね。
そんでマーシュ戦に勝利してバッチ6個目(通算50個目?)。ジム戦も残すところ2つとなりクライマックスへと向かってきました。
このまま有能サトシとして進んでいくのか。弟子ポジションであるショータも加わったことですしこれからも成長が楽しみですね。んでは。
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