コラム部屋

□アニポケ感想5
27ページ/38ページ

それでは今週のアニポケ感想にいきましょう。今回はスペシャルで2話なので忙しいですぞ…。

第77話「挑戦ポケモンスカイリレー!飛べ、オンバット!!」
あらすじ:旅の途中に立ち寄った村で、たくさんのひこうタイプのポケモンとトレーナーが集まっているところに出くわす。今この村では、空を飛ぶポケモンたちによる飛行レース、ポケモンスカイリレーが開催中だという! サトシは、ヒノヤコマ、ルチャブル、そしてオンバットで挑むことにしたが、オンバットはまだ飛ぶのが苦手なようで……?

――――――――――――――――――――

早速のオンバットくん回。
オンバットが加入したことでサトシの手持ちの鳥系ポケモンが3匹になってしまって「これじゃ鳥トレーナーじゃねーか!」という展開をすぐさま活かしたたくましい構成に。
ルチャブル、ヒノヤコマがオンバットくんの飛ぶ訓練をしている中空を飛べるポケモン3匹の空中リレーに参加することに。いつぞやのオニドリル主役の話を思い出すレースに。飛べるポケモン限定大会なので鳥ポケモンに関わらずミツハニー(ここでも♀)やらヌケニンなどお前ら出てきて大丈夫なのかよ、というツッコミところ満載なレースでもありレア感も十分である。
ミツハニーがサザンを倒すとかすごい図だな、おい。しかし第五世代のポケモン久々に見れましたね。エモ様とか。
因みにサトシ達をレースに参加させたオワジイ(なんつー名前だ)の手持ちポケモンは普通の色のヨルノズク。普通の色のはずなのに色違いに見える不思議。あとサトシのヨルノズクが小さかったためか図鑑通りのヨルノズクはなんかめっちゃでかく見える不思議。
んでレースの順は。

1:ヒノヤコマ

冷静に考えたらゲームだとこいつ一強である。雑用係りの多い鳥ポケモンだけどオンバットの教育とかレース話があるとやはり輝きますね。因みにレースはチルタリスとムクバードに負ける。
ムクバードは分かるけどチルタリスはえーなおい。

2:ルチャブル

オンバットくんの兄貴としてキャラが立ちまくる。サトシの戦法を一番体現したりお兄ちゃんになったり気がつけばXYポケモンの中でも一番アニメで輝いているルチャブルニキである。
ここでR団の人力ペリッパーを見破り看破。ムク一族使いのトレーナーが人力ペリッパーにジェットとか詰んであっても「すげえスピードだ!」と疑わないピュアさに萌える。あとムサシの変装がなんかかわいい。

3:オンバットくん

アンカーを務めるオンバットくん。最後はライバルのムク一族トレーナーのムクッルと接戦を繰り広げる絵面としてはかわいい対決となる。
しかし突風に煽られてしまいバランスを崩して抜かれてしまうオンバットくん。だけどルチャブルニキに教わった飛行方で立て直しておいつこうとするもギリギリで抜けなくて2位に。
キッズアニメだとあのまま1位になってそうなところをリアルに負けにするあたり本当にちょっとグッとくる。
一生懸命飛んで負けてしまったオンバットくんは泣きそうになっちゃうけど、この間生まれたばっかの赤ん坊が一生懸命な姿でベテランの鳥といい勝負をするのだから責める人なんてだれもおらず「よくがんばったな!」とみんな褒め称える。結果なんかよりも頑張った姿を尊重する子供向けアニメの鑑である。いやしかし赤ん坊なのにあそこまで頑張ったのはさすがに凄いんですけどね。
そんな健気なオンバットくんに萌える回でした。これからも頑張ってね。
んで次の話。


第78話「ピカチュウはスター!?映画デビュー!!他」(チャプター毎にサブタイ変わるけど長いから割愛w)
あらすじ:サトシのピカチュウが、映画に出演!? ピカチュウ好きの大富豪の熱烈オファーにより、ピカチュウがピカチュウだらけの映画の主役を務めることに! ところがこの映画、スタッフは足りない、シナリオが無いなど問題だらけ! 見かねたサトシたちも、映画製作を手伝うことに。果たして、映画は無事完成するのか!?

――――――――――――――――――――

神回。
前のBWでもそうでしたけど露骨な映画宣伝回(今年はちょっと早かったけど)になるとスタッフが暴走するようで、ギャグや撮影編集小ネタなど懲りまくっていることになり爆笑しっぱなしの回になる。
サトシにとってもこれ3、4回目くらいの映画撮影ですかね。ADの仕事に慣れまくっていて笑えました。
そんな映画ネタもさることながらORASでやったP様コスプレネタをここでもってきて

キャストがオールピカチュウ!どこもかしこもみんなピカチュウしかいない!プロレスラー、ショッカー、ヒーロー、アイドルなんでもかんでもピカチュウ!

…な、これ子供さんみたら幸せ過ぎる内容だろと画面にピカチュウがいない時のない歴代でもピカチュウの森に続く体当たりな作画となっている。
…冷静に考えてこんなピカチュウ祭りな内容を数年に一回でもすれば普通に妖怪ウオッチに勝てるんじゃないでしょうかw向こうは向こうでジバニャン祭りやってるわけですし。
…まああんまりにも乱発されてもありがたみがなくなりますけど。しかし15年以上ぶりのコンセプトでしたので燃えましたね。んでは書くことが多いのでわけて書いていこうと思います。

・監督

ピカチュウが大好きでピカチュウだけの映画を作ろうとしているじいさん。ただのピカチュウキチかと思いきや彼の過去回想にて、体が弱くていつもピカチュウに助けてもらいながら旅ができるまで回復して、大人になって結婚をする時にもそばにいてくれて妻が他界したときにも支えてくれたピカチュウになんとか恩返しをしたいという思いがあった。人生には楽しい時もあれば絶望することもあるけど、ただそこにいてくれるだけで救われる。自分も彼かに対して何かしてあげることはないのかと懸命になる理想なポケモンと人間の関係を描いていてくれたおじいさんでした。
孫にも愛されてますし、ちょっと抜けてるところもありますけどとても人間らしい人でしたね。因みに一時間放送なのでこの時間はいつもはNARUTOの時間で監督の声はオビトっていう…w
なんだか意識してたんでしょうか。

・映画スタッフポケモンズ。

配役はみなピカチュウなんですけど小道具とか爆発のスタッフはみんな他のポケモンとなっている。そのアイディアの豊富さに笑いながらも生活に溶け込んでいるポケモン達も見れて幸せでした。

照明→エレザード(ただ突っ立てるだけで移動式照明にw)
カメラ→ドテッコツ(鉄骨持ってないドテッコツだけど不思議と違和感はなにもない。っていうか弁当食べてるときも鉄骨離してるじゃねーか!)
ミスト→マタドガス(アニメで初めてしろいきりを出すマタドガスwあとお前ら試写会で席二つ使うのかよw)
スタントマン→ピカチュウのぬいぐるみきたルチャブル(ムキムキのピカチュウやめろwしかし前の演劇が活きたルチャブルニキでした)
爆発・炎→テールナー&コータス(コータスの声まんまだ、すごいw)

・声優
ヒーローピカチュウ役に大谷育江さん本人がアニメに登場。まさかのアニメ化wwwあとポケモン声優ほとんどが他ピカチュウ役にキャスティングされてて草はえる。悪役ピカチュウはオーキドの運昇さん。運昇さんもまさかポケモンやっててピカチュウ役が回ってくるとはおもわなんだろう。あと誰も突っ込んでないけど♀ピカチュウ役にサトシ。役合わせて演技できるようになったとか腕あげたなあw

・シトロン

監督が脚本をまんまし作ってなかったのでライターと演出と動画編集を兼任することになる。なんだこの化け物(SIROBAKO感)!しかしノリノリのシトロンだった。お前は是非デントと出会うべき。

・セレナちゃん

メイキングと称してサトシを取りまくる。あんたその動画他になんの手段に使うんですかねえ(ゲス顔)。

・ナレーション

いつも以上に慣れ慣れしい慣れーション。
「いやー映画って本当にいいよねぇー(タメ口」→夏の映画宣伝
とか露骨すぎて爆笑。

・NG集

声だして笑う。セレナちゃんが録ってた映像のなかのNG集を最後に持ってくる。スタッフ楽しみすぎw
ユリーカが台詞噛んでたりムキムキピカチュウのルチャブルニキがそのままポーズ決めたりのシュール映像。だからムキムキピカチュウやめろwww

そんな感じでスタッフも楽しくてこちらも楽しくてなっちゃう回でした。歴代でもかなり好きな話かも。
ではまた次回〜。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ