コラム部屋

□アニポケ感想6
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それでは今週のアニポケ感想ニド。

第15話「荒野のブリガロン!木を植えるロボン!!」
あらすじ:旅の途中、荒野で植物を育てようと動き続けるロボットを見つけた、サトシたち。調べてみると、この地はかつて緑あふれる土地だったのだが、あるときを境に水源が枯れ果て、草木が育たなくなってしまったという。
ロボットを助けようと、シトロンの発明やポケモンたちの能力を使って、荒野に緑を取り戻すべく頑張るのだが……?

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前回のストーリー進行とはうって変わって普通の回となる。
アランの正体とかZ2が捕まっているとか知っているはずのR団も普通にプニちゃんを発見しながら何事もなく悪役をやっていく。そこらへんはキッズアニメという感じで箸休めというか通常運転な回。
基本ポケモンアニメですし、こーいう回じゃないとマイナーポケモンとか出てこれないですし楽しみではあるんですけどね。
んでそんな回に抜擢されたのがシトロンとゲストポケモンのブリガロン。
…つ、つまりシトロンと御三家の最終進化のブリガロンはどーでもいい回にあてられちゃうような…(以下略
ま、まあ空気になるよりマシですからね。シトロンドンマイ…
ですけど話の内容としては深くて

亡くなったお祖父さんの残したロボが一人だけで森を復活させようとがんばる
そのロボを守るブリガロン
けど孫としては希望もないのに動き続けるロボとブリガロンを見るのが辛い
そんなロボとブリガロンの願いを叶えるために科学者としてシトロンが人肌ぬぐ

というお話。
なんだかポケモンではなくどこかのRPGで見そうなイベントではある。まあポケモンもRPGなんですけど。
しかし「亡き博士の命令を悲しく実行し続けるロボ」ってネタも考えてみればシトロンしかできない話なのでXY&Zのストーリーが激化する前にちゃんとシトロン用のエピソードをやってくれたという感じでしょうか。
「森の再生」ってのも最近じゃ他の作品でも見なくなってきましたけどキッズアニメとしてとても重要なテーマですものね。
ジュウレンジャー…コロリン…RSと自分は何回も見てきた「自然と人間」のテーマですので、多少科学の無理矢理アイテムでも一つの番組の中で環境の再生を見られたのは夢のような話でしたからね。科学の力ってすげー!
んで実際シトロンが森を復活させたキーポイントとしては

水脈を発見して気の育つ土にした

とか。
お、おう。まあ水脈だけが森を作る要素じゃないと思うけどそこらへんのツッコミはまあ野暮なんでいいか…
んでその水脈を掘るのに大きな岩盤が邪魔して障害となります。
マジかよ、自然破壊する岩盤とかサイテーだな。
まあ自然と森が消えた理由が水脈を止めた岩盤ってのも変な話ですけど。岩盤だって自然なものですし、その水脈がいく先あった土地の水はどうなってしまうのか、一個人が自然の流れに関与していいのか。
昔の話だと自然破壊の悪の権化はだいたい人間のエゴであって、子供ながら「社会の発展の裏に自然を犠牲にしている」云々を感じ取ったものですけど、そーいった話最近やらなくて「自然のシステムを凌駕した人間の技術で関与してしまう」って描写になったのも時代の流れなんでしょうか。
夢のような世界になってはいるんでしょうけどね。
んでその岩盤を壊すためにロボも覚醒してなんだか胸が変形してドリルみたいになってぶち壊す。
あの変形機構…ビッグオー…グランドフィナーレ!?(わかる人は分かる)
科学の力ってすげーというかなんだかオーパーツめいたロボンくんでした。いやしかしポケモンアニメでロボが大活躍するとかもう訳わかんねぇな。
んなことを思っていると番組終了時に今年の映画のオリジナルポケモン発表。

五百年前に人工的に作られたカラクリポケモン!マギアナ!

…今回のロボンくんとキャラ株ってないか!?
まあそのためのタイアップだったかもしれませんね。シトロン的にも一回はロボ回やりたかったけど、マギアナ出る以上はキャラ被らないように先にやっときたかったんでしょうね。そう考えると絶妙なタイミングでやった話でしたからね。
ってなことでマギアナちゃんのことも気になりつつも一足早く登場したロボンくんでした。んではまた次週。
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