コラム部屋

□アニポケ感想6
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それでは今週のアニポケ感想にいきましょう。

第22話「セレナ、サトシになる! 最強ピカチュウ対決!!」
あらすじ:サトシが風邪を引いてしまったらしい。セレナが看病をし、シトロンとユリーカが薬を買いに行くことに……。
すると、セレナのもとに、1人のトレーナーが。どうやら彼は、ピカチュウが大好きなようで、最強のピカチュウトレーナーを目指して旅をしているらしい。
病床のサトシに負担をかけないため、セレナがとった行動とは!?

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まごうことなき神回。
もう先週の予告の時点でアニポケ好きが「ザワッ…」と戦慄が走ったものであり放送前から伝説の回となると期待値が上がったエピソードとなった。
前のヤンデレユリーカ回の記事もそうでしたけど終盤になっての一般回はもう見ている人がそれなりにアニポケ好きということを考慮したうえでのスタッフ暴走回をやってくれているので本当にコメントに困る回ばかりである。
本当に記事化にこまっちゃうなぁもう(一週間ぶり二回目)
んで今回の暴走っぷりを各要所挙げていけば

・熱で倒れたサトシが下着姿で赤面しながらセレナに抱きつく

う、

うおおおおおお

…失礼。
やばい絵面です。これが先週の次回予告に出た瞬間お茶の間フリーズした良い子の家庭は一体いくつあったのでしょうか。
一応説明文を入れておくとサトシは風邪で朦朧として赤面しているわけなんですけど、セレナちゃんに関しては完全にそんなサトシの赤裸々な姿にびっくりして赤面しかえしてお目目キラキラ、背景は謎のピンク色になる始末でした。
いや、この数年間ラブコメポケモンやってきたもののさすがにこちらも「うおおおおおお」とか「ああああああ」しか言えない場面。
汚い言い方(二次創作チックでありそうな)をするなら、前のユリーカがヤンデレブラコンで今回のセレナちゃんはサトシ狂いの変態といった感じでしょうか。
なんだ…この公式が最大手サークル…このアニポケ見れなかった人は人生損してるとさえ言える回でした。
あれ、自分いつ某ポケモン二次創作さいとにきちゃったのかな?って感じです。
そもそもサトシが風邪で倒れるってこの19年間で初めてのことですからね。しびれごなとかで体調悪くするならともかくアニポケ史上初のサトシ病欠回でした。(因みにタケシは風邪引いたことあったりする)
…うん、しかしこの回だけでどれだけの史上初をやったことやらw
んでシトロンとユリーカは風邪薬を買いに町へと繰り出し、セレナはサトシの介抱をします。
ナチュラルにふたりっきりになるサトセレ。しかしここで一応セレナの手持ちポケモンが全員登場しているあたりポケモンアニメの体裁は守っているといえましょうか。スタッフの良心のテールナーちゃん達であった。
そしたらサトシとバトルすることを目的にギタリストのトレーナーが現れます。しかしサトシは病気なので戦うことはできず、断ろうとするもギターに夢中で話をきいてもらえないセレナちゃん。
非常事態に対して非常識なトレーナー。このピンチに対してセレナちゃんがとる対応といえば

@なんとか話を聞いてもらうように努力する←普通
Aセレナちゃんが変わりにバトルをする←成長したセレナなりの対応
B相手はサトシの顔をしらないので男装して対応←XYのおきがえ要素を駆使した商業的にも美味しい対応
Cセレナがサトシの服をきて変装←!?

いや、まて。なんだその選択は。
非常事態に非常識なトレーナーに対して非常に変態な選択肢をとってしまうセレナちゃん。これにはさすがのニンフィアちゃんも苦笑いであった。
テメーそれ自分がきたいだけだろ!

・セレナちゃん、サトシの服を着る

なんつーかサトシの汗が滲んだ服を着る大義名分ができたから内心ウハウハで男装してたんだろうなと伺える伝説のシーンでした。
サトシの女装も3回とも(3回もある)伝説の回となっていたんですけどセレナちゃんの男装はなんていうか男の子が女の子のかっこうする背徳感よりもただ単に恋は盲目で理性のたがが外れているしか思えない狂った場面でした。(誉め言葉)
いやまあセレナちゃんの男装自体はどこかカムルくんを彷彿とさせるファンサービスがあるんですけど、ファン以上にセレナちゃんがウハウハで何よりという感じで誇張表現をするならニンフィアちゃんみたいに苦笑しながらドン引きの視聴者でした。
そんな感じでサトシに変装しながらP様の援護もありつつ(P様は純粋)ギタリストといい勝負をするセレナちゃん。
そんな時にシトロンとユリーカが帰ってきて男装するセレナちゃんに違和感を持ちます。慌てて事情を説明するセレナ、それを鵜呑みにする純粋なシトロン…しかし…

・全てを理解して軽蔑する訳でも蔑む訳でもなく冷たい目線を送るユリーカ

ぎ、ぎくぅー!
こ、この幼女全てを見透かしかてやがる!
って感じの1カットでユリーカの心情を全て把握できるとんでもないシーンがありました。
ユリーカといえば前回はお兄ちゃんのことになるとヤンデレになることを暴露してしまいましたが、言葉を交わずとも

セレナはサトシのことが好き
でも適当にほっとくか

って空気の読める対応をずっととっていてサトセレを高見から眺めている幼女ではありました。
そんなユリーカが前回の汚名返上というか、前の自分以上に変態な選択肢をとってしまったセレナお姉ちゃんに対して

別に我関せずを崩す気はないけど、なにやってんだこいつ?

みたいな顔をしているのがとてもツボでした。
ニンフィアちゃんみたいに苦笑しかできない視聴者よりもよっぽど大人なユリーカちゃんでした。
んでシトロンとユリーカはサトシに薬を与えにいきます。
その間になんとR団が登場するのですが

・なんでそんなところに力を入れる、といわんばかりの演歌を歌いながら登場

…今回暴走回ということで作画がめちゃくちゃいいんですけど、何故か最高の作画力を注いで演歌を歌うR団を描いていました。
多分ギタリストに対して演歌なんだろうけど、そんな前降りもなんもなしに高い技術の演歌が始まるのでシュール極まりないシーンでした。
今回のスタッフは最高にロックでキメにキメちゃってます。

・マサラ人、数分で風邪を治してR団撃退

そんな時間をかけて登場したR団に対して、薬飲んで数分で下着姿で駆けつけたサトシさんによって一蹴されてしまうのでした。
なんだ、あの薬は千豆かなんかだったのか?
なんだかんだ毎回身体能力に驚かされるスーパーマサラ人のサトシさんですけど、19年目にしてやっと風邪を引いたと思ったらとんでもない治癒力を披露するシーンでしかありませんでしたとさ。
…まあここらへんもサトシの超人っぷりを更にネタにしたシーンだったでしょうか。(作画がいいせいか細マッチョでいい身体のサトシさん)

んでR団も倒してネタばらし。
男装して騙しつつも善戦して、R団を倒すのにも勇ましかったセレナちゃんを見て許しちゃうギタリスト。そしてセレナちゃんの最高の笑顔で物語の〆となりました。
清々しい顔してるぜ、まったく!(性癖から目を反らしつつ)
いやはや二次創作の更に上へといった素晴らしい回でしたね。
視聴者を楽しませることを第一にしつつもスタッフや声優さんまで一丸となって楽しくポケモンを作っていたことを感じる歴代でもかなりのカオスで最高の回となってました。
XYは、やっぱりすごいですね。
こんな一般回は本当にこのシリーズのスタッフの今の時期にしか見れないと思いますのでこれからも生き甲斐として頑張っていきたいですね。
それではまた次週!
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