コラム部屋

□アニポケ感想6
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それでは今週のアニポケ感想にいきましょう。今回はスペシャル放送でしたので「最強メガシンカactW」と新しいシリーズの「XY&Z」の1話の2話構成となってましたので2つに別けて記事を書いていこうと思います。(長くなりそうだぜ…)

ではまずは最強メガシンカから

アニメ「ポケットモンスター XY」特別編「最強メガシンカ〜ActW〜」
あらすじ:最強を求めるアランの旅は、再びカロス地方へ。更なる強さを求めるアランは、メガリングとメガストーンをかけ、メガシンカポケモン使いの10人抜きに挑戦する。バトルに打ち込むアラン、そんなアランを心配するマノン。そして、マノンのパートナー・ハリさんは、謎の存在と出会い、大変なことに……。物語は、ついに最終章へ。衝撃のクライマックスを見逃すな‼

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これまでなんやかんや外伝と言いつつ新しいメガシンカポケモンの宣伝のような作品でしたが、遂に第二の主人公ことアランが本編にどう合流するのかということを示した回でした。
ずばりサトシの敵。
っとなる新たな手法のキャラクターです。別シリーズだと主人公だけど本編では敵として登場する、なんてことは普通の作品でも「邪道」とされるやり方でよりストーリー性を増して作品の対象年齢の成長に合わせているという感じがしました。
ポケモンの強みでもあり弱みでもある「子供が成長してしまう」っということに対して対応した作りになっているんじゃないでしょうか。
ポケモンというのは子供向けであるべきなんですけど1シリーズあたりの年数が数年となっております。
ターゲット世代でいうと10才くらいのはずなんですけど1シリーズ終わりごろには中学生になってポケモンは卒業。分かるやつだけがゲームとかで努力値とか知っていって「アニメは子供騙し」と察してゲームとアニメの熱を分けていくことになります。
これに対しての対応策といえばDPが分かりやすくて、シリーズ終わりに向かうに連れてサトシの価値観がどんどん大人になっていって視聴者と共に成長していく感覚になります。
成長しすぎて誰だお前、みたいな言われ方したりBWで記憶喪失ばりにふりだしに戻ってしまったギャップがありましたが工夫の1つとして四苦八苦していました。
んでXYも3年目に入り今度はサトシの成長というよりも「ダークサイド主人公」を別に用意することで精神が成長していく子供達にサトシ以外の感化する対象を与えて、またダブル主人公という物語としての深みも与えていきました。
サトシが本来の主人公であるべきだ、っていう意見も尊重しつつ新たな試みとして非常に良い表現になったと思います。そもそもポケモン離れしていく若者を戻そうとする工夫自体は色々とやってきまして

旧ポケモン達の再登場
サトシとセレナの恋愛
アイドルアニメばりのかわいい女の子

とかやってはきましたがやはり「子供の成長に合わせる」ってあたりが新しいので是非とも見守っていきたいところですね。
アランが主人公ならシリアス方面でのポケモンの魅力も伝わるので大歓迎です。
そんなアランくんがダークサイド主人公となる最後の軌跡を描いたのがこの4話。
これまではプラターヌ博士や相棒のリザードンの善意に応えるために強さを求めていたアランでしたが、そんな生き方をしていると自分を慕ってくれるマノンにも危険が及んでしまうため過剰な強さを得ようとして暴走していく彼の心を描いていました。
これまで一人で勝手に生きてきた彼にとって自分を好いてくれる存在に対してどう対応すればいいのか分からない、そんな若さをフラダリさんに利用されて尖兵となっていきました。
…っていうかこれこそお前誰だよ、っていうくらい遊戯王的な顔になったのはびっくりしましたがw
本当ならプラターヌ博士にも頼っていいし、マノンと一緒に足並みを揃えて強くなればいいんですけど、それを気づけるかどうかのストーリーになるでしょうかね。できればリザードン側からも何かアクションをしてほしいものですけど。
あと本当に、野暮ったいことをいうなら…

これヒロインマノンじゃなくてハリさんじゃね?

って感じですけど。
今のところこっちのストーリーでのフラダリさんはアランに対しては善人だし、導く先は不透明ですけどちゃんと指導らしい指導はしています。
そして裏で隠れて怪しい研究を…しているのをハリさんに見られて、んでハリさんがジカルデコアと接触してしまって謎の病に。マノンは悲しむ。そのマノンの悲しみにアランが過剰に反応する。
…ってストーリーにはなってますけど救うべき対象はいまんとこハリさんですよね。まあ気にしちゃいけないんですけど。
あとメガシンカ外伝ストーリー特有の超絶作画回。
EDで原画の人数見て戦慄しましたがかなりの力を入れた戦闘シーンとなっていました。
まあアニメ1話分に「連続10戦」なんてことぶっこむから途中途中の試合は即落ち2コマみたいになってて悲しかったんですけど。
責めて半分くらいにしておけば…
まあメガシンカ対決というのはこちらのストーリーでしか見れないし、最後にお祭り騒ぎしたい気持ちも分からなくはないですけどね。っていうか本来ならメガシンカポケモン一匹ずつでアニメ専用話書けそうなものですけど外伝と分けてしまったのでアニメ本編には数年も出てきてないメガシンカポケモン達ばっかになって旬は過ぎちゃったし、いざアニメデビューしたと思ったら一瞬でやられる出番しかないとか、これはこれで下手な演出になってしまいましたね。

メガフーディン
メガカイロス
メガボスゴドラ
メガハッサム
メガデンリュウ
メガジュペッタ

の出番はあれで終了!サヨナラ!ヒドイ!

しかし一応メインのバトルとして動画としてグリグリ動いたバトルはこちら。

・メガフシギバナ

一応御三家戦として面目は保つ。ゲームじゃxリザに負ける要素なさそうなものですけどこちらでは主人公に活躍の場を譲る。
しかしガチトレーナーっぽい風貌しといていきなりベノムショックはどうかと…

・メガヘルガー

10戦最後の戦いとしてパキラが登場。先週本編に登場していきなりなのでニヤリとさせられる。
ゲーム本編ではほぼ死に設定だった「フレア団刺客四天王」を活かす。しかもゲーム主人公とは違ってアランはフラダリさんの協力者なので積極的に先人の壁として活躍。極めつけにゲームと似た発言しつつも全く違った意味に反転している台詞言ってくれてたりとファンサービス&原作補完も完璧。そして超絶作画回なのでエロいエロい(重要)。
いやぁ、ダークサイド主人公出しただけありましたね(ニッコリ)。
んで(忘れそうでしたけど)メガヘルガーちゃん。ゲームじゃもうそんなに出番のないポケモンになってしまいましたがストーリーのラスボスとして大活躍を果たす。メガリザを追い詰めて謎のケモシーンも入れてくれてたりとサービスにサービスを重ねる。
…他のメガシンカポケモン達を差し置いて!(ちょっと怒り)
…そう考えるとメガクチートって優遇されてたんですね。
まあそんな感じでアラン編も最終回を向かえて物語は「XY&Z」に続く。
…えっと、やっぱり長くなってしまつまたので1話感想は次記事に書かせてもらいます。
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