コラム部屋

□アニポケ感想6
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それでは昨日の記事の続き、アニポケXY&Z1話の感想にいきましょう。

第1話「Z爆誕!カロスに潜むもの!!」
あらすじ:ついに待望の新章がスタート! カロスリーグ挑戦のため、最後のジムのあるエイセツシティを目指し旅を続けるサトシたち。休憩中のサトシたちが出会ったのは、ポケモン図鑑にデータのない、プニプニした謎のポケモン!? もしかして、新種のポケモンかも!?と大興奮するサトシたちだったが、突如として謎の一団が襲いかかってきて……!?

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ついさっきまで善人だったフラダリさんが冒頭でめちゃめちゃ悪い組織のボスとして描かれている。
この冒頭から分かる通り最強メガシンカ編から入ってきた人にも分りやすく「善悪反対もの」の作品の良さを伝えようとする新しい試みが随所に散らばれている。
アニポケが本気で妖怪ウオッチと戦おうとする「ポケモンらしさ」や「子供の成長に合わせる」「ポケモン返り世代にも満足するストーリー」を非常に意識したものとなっている。
あと見逃せないのが「未発売のゲームの内容を取り込む」。
これに関しては他のゲーム宣伝アニメなら当たり前のようでポケモンが出来ていなかったところ。当然のようにアニポケはゲームのポケモンのストーリー再現していくことが主なんですが、巨大な弱点として「ゲームやってるならストーリー知ってしまう」っということがあります。
ゲーム売らせるならゲームの魅力を伝えるようなアニメにすればいいのですが、ポケモンという巨大な商業作品になってしまうともう「数年前にゲームやりおえてて当然」の視聴者しかいないわけですよ。
そんな連中に数年前のストーリーをなぞったような(しかもXYのストーリーはお世辞にも良いとは…)ものを見るのは苦痛ですので、XY&ZというかXYまでは全くフレア団が出てこない展開となりました。
そしていざ出てきてみるとダークサイド主人公のアランくんを携えて、更にジカルデの別のフォルムである「ジカルデコア」「ジカルデセル」というXYのゲームにはいなかった存在を付け加えて「ゲームの内容をなぞる」から「発売前のゲームの紹介をする」作品に変わりました。
これは冒険ですけどもさすがに一ポケモンファンとしてはドキドキするものとなりますよね。
そんなわけで視聴者にも何が起きるのか分からない展開が売りのXY&Z。新展開となりますのでOPEDも変更となりました。

・OP

松本梨香さんが歌う熱いもの!
数年ぶりですけどやはり松本さんが歌うと引き締まりますね。
んで内容がこれまた衰退しつつある少年漫画の良いところを集めていてなおかつ新しいものとなっています。
これから出てくる敵やジムリーダー達を立ち塞がせて、そしてサトシのゲッコウガに裏切られそうな闇を見せつつもその闇を振り払って成長するサトシ。グリグリ動く戦闘シーン!アイドルのセレナちゃん!BL向けのシトロン!ロリのユリーカ!
…まだ1話しか見てませんがとんでもないことを詰め込んだ気合いの入ったOPとなってました。これは毎週見るのが楽しみですね。

・ED

ユリーカのキャラソン。(声優さんはまだかないさんですけど伊瀬さんが歌う)
これまで対象年齢がっつり上げたバトルもの展開となってきましたがEDでまたがっつり下げるキッズものとなっている。な、なんだか申し訳なさ程度ですけど。
んで内容が新しいキャラの「ジカルデコア」こと「プニちゃん」とユリーカが戯れるもの。ポケモンらしく幼女とふれあうポケモンの姿が描かれるんですけど…その…

ユリーカ…デデンネのことはもうどうでも良いみたいにはしゃいじゃって。

みたいなどこか哀愁のあるものとなっていました。デデンネいっさいがっさいでてこないで最後にみんなでユリーカとプニちゃん見守るシーンがシュールです。

・オーキド講座閉幕

遂にオーキド愛護団体からクレームがきたのか…(違う)
えー10年以上やってきたオーキド博士のコーナーがなんと遂に終わってバラエティ的に色んなコーナーをやるものになってました。RSのテレビみたいに。
悲しいといえば悲しいんですけど、毎回本編に出ないのに運昇さん呼んだりロトムが喋ったりと意外と負担の大きいコーナーだったかもしれませんね。
バラエティコーナーってことですのでまた都合の良いときに復活してほしいものです。

んで本編の話。

最強メガシンカ編でハリさんに助けられたジカルデコアはそのまま逃げ切ってサトシ達のもとへとたどり着きます。
そこでユリーカに気に入られて「プニちゃん」という名前をもらって一緒に旅をすることになります。
トゲピーの時とは違って図鑑にも載ってなくて(先週新しくなった図鑑なのに)ニックネームが本名みたいな扱いになってる珍しい展開です。
…これ今後ジカルデのニックネームみんなプニちゃんになっちゃうじゃねーか!とか思いつつも斬新なので許せちゃう。
そいでプニちゃんを狙ってフレア団の刺客がサトシ達を襲います。
ゲームではカロスの要所要所で事件を起こしてきた幹部達と遂に対面します。
えーと、でも誰だっけ?(ヒドイ)
XYのゲームですとキャラが薄くて忘れ去ってた名前付きの連中が敵としてドンドン出てきます。さすがにXYのストーリーそのまま再現すると死に設定な連中なので新しい展開になってどんどんアニメ用のキャラとなるために特徴をつけていきます。でも覚えられるかな…(歳)
そいで最強メガシンカ編についで超絶作画回続行。気合いのいれっぷりに戦慄します。
だ、大丈夫かスタッフ。
んで群像劇らしくジュプトルを連れたショウタも援軍として駆けつけます。
けどショウタの声優さんは大谷さん、ジュプトルはうえださん(嬉しいけど)。声優さん同じなんだよなぁ。
まあそんなこと贅沢な悩みで、引き続きグリグリ動く作画でフレア団を撃破していきます。
バトル、新キャラ、超絶作画、アランくんとの絡み
色んな要素を孕んで怒濤の展開を予想させるXY&Z。
これからも楽しみ過ぎますね。とりあえずスタッフの安否を確認しつつ期待していきたいと思います。
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