コラム部屋

□アニポケ感想6
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それでは今週のアニポケ感想にいきましょう。

第2話「熱血ハリボーグ!狙われたプニちゃん!!」
あらすじ:プニちゃんを旅の仲間に加え、エイセツジムを目指し旅を続ける一行。休憩中にトライポカロンの練習をするセレナの下に突然、野生のハリボーグがあらわれた!何とこのハリボーグ、イーブイにひとめぼれしてしまったようだ。熱烈にアピールを繰り返すハリボーグだったが、内気なイーブイにはかえって逆効果のようで・・・!?

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前回のシリアスとはうって変わってキッズ回となる。本来のポケモンとしてあるべき回だけど前回豪華だったからここでまた離れてしまうんじゃないかと心配にはなる。まあ別に作画も悪くない回でしたので新規のポケモンファンには踏ん張ってほしいところである。
んで久々の野生ポケモンゲストはハリボーグ。
題名だけみるとシトロンのハリマロン以外のハリボーグが登場するようなので「マノンのハリさんがどうしてここに?自力で脱出を?」とか思ってましたが別に普通の野生のハリボーグでしたよっと。
シトロンハリマロン、ハリさん、に続いて三週連続別個体のハリマロン系が出るという謎の栗祭りが発生する。まあ秋ですからね(く、苦しい)。
あと題名だとハリボーグにプニちゃんが狙われるかと思いきや狙われたのはイーブイちゃんでした。題名詐欺もいいとこである。まあプニちゃんは前回頑張ったのでお休みでしたね。
プニちゃんに関して特筆すべきところといったらテレビ電話でプラターヌ博士に「新種のポケモン」と言われた場面。博士業やってる以上はウツギ博士ばりに新しいポケモンに驚くかと思いきや(あれはネタシーンになってしまいましたが)、わりかし冷静にプニちゃんの考察しているあたりやはりカロスには新種のポケモンをよく発見する風習でもあるんでしょうか。まあメガシンカの発祥の地でもあるから慣れっこなんでしょうかね。
興味深いシーンでした。
んでハリボーグの話。
THEポケモン版タケシ回。
この一言に尽きる。
ブイちゃんに一目惚れしたハリボーグがあの手この手でブイちゃんに振り向いて貰おうとするけど茶番に終わって、R団が出てきてちゃんとかっこいいシーンを残すもやっぱりフラれて終わり。しかし気持ちの切り替えの早いハリボーグは一瞬で新しい恋を発見して去っていくのであった(因みに新しい恋のお相手はブーちゃんでした。かわいいけど野生のブーちゃんってなんやねん)。
んでハリボーグの恋物語&イーブイの成長話ということでキッズ回ではあるんだけどXYから続くラブコメや新顔のブイちゃん話も続投するという以降の見える話でした。
しかし押せ押せなハリボーグに対して

ユリーカ「イーブイのタイプじゃないみたい」
セレナ「多分かっこいいとこみせてもあんまし効果ないんじゃ…」
サトシ「かっこいいとこ?お、バトルか?」

っという女性陣が辛辣なコメントをしている中でブレないサトシさんと、これを果たしてラブコメと呼んでもいいものかと中々疑問に思うシュールな光景ではあった。しかしセレナさんの

「好きって気持ちは抑えられないからね」

とさらりと言ったことが何気に重い。そうか…セレナさんも真剣なんですね、うんうん。ギャグ回に見えてセレナさんの恋愛観を垣間見ました。
あとブイちゃんの心を開こうと切磋琢磨していたハリマロンもテメエにそう簡単にやらせてたまるかとハリボーグに突っかかる。なんかハリボーグに突っかかれたヤンチャムもハリボーグに突っかかるという。
構図的にはブイちゃんを守るためにナンパ野郎からサークル女子を守るために立ち上がったサークル男子二人。

って感じのものになる。ポケサーの姫か。
まあハリマロンもまだイーブイに対して恋愛、って感じじゃないですけど守ろうという気持ちが動いただけ少しですけど成長が見れてよかったですね。ヤンチャムに関しては苦労人っていうか喧嘩請負人みたいな感じでしたけど。んでサトシが完全に野次馬。
そんな野郎共のブイちゃんを巡る戦いをしている最中当のブイちゃんは安心した表情でホルビー兄貴の元にいるのであった。
なんだこの不毛の争い!
ホルビニキとブイちゃんの関係を見たときのハリボーグの反応が完全に俺らで吹いてしまいました。っていうかハリボーグの妄想も完全に俺らっていうね。
俺自身がハリボーグになるということだ…(リバースト)
まあホルビー兄貴イケメンですからね。
今回思い出したかのようにプニちゃんを拐いにR団が出てきてみんなを誘拐するのですが、誘拐した中にデデンネとホルビーニキとブイちゃんもいて、ホルビーニキが小さいポケモンを先導してブイちゃんが後路を守るというチームプレーがとっさにできてるあたりやはりリーダーシップはんぱないポケモンですね。ホルビー兄貴は。
最近シトロンとの出会い回をやってたのが本当に全部伏線になっててすごいです。ブイちゃんもホルビーニキの後ろならちゃんとしてましたもんね。
んでR団を倒すために一致団結するハリボーグ、ハリマロン、ヤンチャムトリオ。野次馬サトシさんからも「力を合わせることが大事なんだよ!」と力説されてコンビネーションでR団を撃破。その流れで再びブイちゃんに告白するもやっぱり拒否されて男泣きするハリボーグ。戦友ハリマロン、ヤンチャムは静かにハリボーグの肩を撫でるのであった。
…シ、シュール。
モテないポケモン同士の矜持がここにはあったのである。タケシがいたらさぞや共感するシーンになっただろう(ハリマロンとヤンチャムは別にモテてないわけじゃないですけど)。
失恋したハリボーグ。しかし新しい恋を発見して別れていくのであった。因みにその恋の行方もCパートのオーキド講座の後釜で見れるという新しい要素も。これからこーいうのが定番になるんでしょうかね。
それではこんなドタバタ話をまた期待して次回に。
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