01/21の日記

19:51
曖昧ふわりは最小限
---------------
水樹奈々さん誕生日おめでとうございます。
ってなことで今回のアニメ感想にいきましょう。今回はこちら!

21:おそ松さん 2期

ブームを巻き起こした「おそ松さん」の2期。テレ東社長からも直々に「2期まだー?」と言わしめるほど時代を作った作品なのでまあまあ時間をおいて丁寧に作られることとなる。
結果、

実はそんなに流行らなかった

な2期となる。
で、ですよねー。
正直1期の時も「なんでこんなのが流行るんだ」と薄々思いながらみんなが見てるから見てる程度でしたけど、あの時代はあの時代で「他に流行ってるものがなかったから」という無風の状態だったからこそ小規模な爆発が起こっていたからこそのムーブメントであります。
そりゃ面白い作品かどうかで言ったらちゃんと努力して計算されている作品だとは思います。
ただそこから流行るかどうかでいうとあとは運次第で、他に流行ってるものがなければ新規ファンが望んでいる器になってくれるだろうし、もう視聴者が他の作品を見るのにいっぱいいっぱいだとか仕事や勉強で忙しいなら単純に人口そのものが少なかったりします。
無論新しい作品が流行ってくれること自体はいいことです。
古い作品ばっかが固定ファンと内輪ネタで楽しんでいたり、昔の作品のネームに頼ったリメイクばかりだと創意工夫がなくなってしまう世の中になってしまうでしょう(けど基本的には不況なのでまずはネームバリューだろうがなんだろうが見てくれる話題性がなければお話にならない世の中でもありますが)

おそ松さんは、なんていうか待望の2期ではあるんだろうけど後者の「固定ファンの内輪ネタ」が主な作品であって、もう新しい作品ではないのかな、って感じの盛り下がり方を感じました。
2期なんだからそりゃ1期見てた人しか基本的には見てないだろうし、1期から数年経っているんだからまあ普通に考えてアニメから卒業してる人だっているんでしょう。

先細り、衰退、マンネリ

別におそ松さんに限ったことではなくアニメを消耗品と考えるなら避けては通れない問題ではあります。
けどおそ松さんなら。
近年稀に見るブームを作ってくれたおそ松さんなら、もしかしてそのジレンマを乗り越えてくれるかもしれない。視聴者のおめーら!ついてこいよな!うおおお!
っていう業界の威信をかけてはいましたけど、まあ実際はそんなに着いてくる人はいないで、おそ松さんも普通のアニメだったという夢に覚めてしまった結果となったと思います。
まあ2017年は色々ありましたからね。けもフレがブームになったりオルガが大人気になったりやべーやつが神になったりバーチャルユーチューバーが斡旋したり、本当にクソ(実はあんまり誉めたくないレベル)のポプテピピックが人気になっちゃったりと

おそ松さん?ああ?昔の作品ね。
へー、今見てみると意外とちゃんとギャグが計算されてて腐女子にも赤松ファンにも平等に作られた作品だったんだね。ニートをテーマにしてる?はは、よく出来るね。

で?え?こっちはもう新しい作品で忙しいからあんまり構えなくてごめんね。

な印象だったでしょうか。
面白いは面白いです。相変わらずカラ松は憎めないし、おそ松とトッティ、チョロ松と一松とかの不思議なコンビをテーマにしてたりと心打たれる話も多いです。
(おそ松とカラ松はちゃんとしてれば普通の人間になれるとは思うんだけどな)

ただしっかり丁寧に作ってもやっぱり時代の流れって怖いなー、って思いました。これが昨日の感想記事の「鬼灯の冷徹」とかだったら流行りとか関係なくに作品そのものが好きだからこんなネガティブな記事にはしないです。
ただ時代の流れでよいしょされて甘やかされてきた「おそ松さん」だったので、ただ同じように2期を作ってももうブーム終わっちゃってるよ?っという時代の残酷さが際立ってしまいましたね。
ただそもそも、おそ松さんといえば「おそ松くん」を時代のニーズに合わせて変革した勇気あるリメイク作品なので、これに懲りずにまた時代の流れを読んで変わっていけることは期待したいですかね。
時代によって姿を変わっていける、それこそが赤松作品、元より日本の漫画、娯楽作品の真髄ではあると思うので期待しています。それではではでは後半クールへ。
…あと関係ないけどOPの歌詞は佳乃子さんのキャラクター性をよく表現してて連載中結構お気に入りでした。ごめんね、って素通り〜
カテゴリ: アニメ感想

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ