04/24の日記

23:32
ふしぎなスタンプ
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4月下旬となりました。皆さんいかがおすごしでしょうか。さてさて4月鬱です。真っ暗です。やってらんねーです、けど回りはなんかはしゃぎオーラだしててイライラします。さっきもこの文章書いたけど日記がボタン一個で消えてもう一度書いてほんま鬱です。
ってな感じで絶賛4月な最近でもあります。
けど実は4月中旬くらいにドカーーーンってでかい凹みになるような鬱が来ちゃってて、それから二週間くらいが経ちましたので若干マシにはなってきたのではないかな?っと思えます。この油断も危なくはありますけどね、まだまだ4月ですし。
普段の鬱って大概は創作品の世界にポーイって投棄して済ましちゃうんですけど、でも4月のとんでもねーところってそんな自分の中の鬱の許容量を処理できないレベルで押し潰されるので毎年思うんですけどほんまもんの辛い時期でありました。まあだからこその鬱なんでしょうけども。
そんときに関してはもう自分の中で処理できないレベルだったからついTwitterとかにも愚痴を書いてしまったのかもしれません。そのせいでフォロワー数名消えたりして更に落ち込むスパイラルになるって分かっているのについやっちゃうのがほんま4月って感じですけど。
けどまあそれでも膿は出さなきゃいけないですしね。本当ならこんな感情は創作品の材料として自分の中で秘密に大切にしてなきゃいけないものなのかもしれませんけども、それを越えちゃった時、逆に「4月くらいなら」って思って思いきったほうがいいかもしれません。まあTwitter以外の場所でやるようにはしますけど。けどこう思えてきただけ段々マシにはなれてきているんでしょうか。もう少しまともな大人になりたいところですけど。それでも少しずつ、着実に4月は終わりに向かっているので頑張っていきたいと思います。
あ、でも一応まだ4月だから油断しないようにね!
ってなことで皆さんも気を付けて4月を乗りきっていきましょう。
さて、コロコロ感想にいきましょうか。今月号は5月号。すっかり3月号のころのゴタゴタはなかったこと扱いになっているかのように、色んな作品がリスタートして賑やかになっている号であります。
新連載のゾイドはわりかしおっさんがかっこよかったり世界観がハードっぽくて面白そうでしたし(惑星Ziじゃなくて…地球??)。
ゴクオーくんは改めて六年生編がスタートしてたり、穴久保ポケモンはリーリエがレギュラー入りして連載史上初の美少女連続登場というチャレンジャーな展開となっていたり。
…あれ、ここまで話しててじゃあ今回のピックアップ作品はなんなの?って感じでどの作品にしようかよりどりみどりの凄い楽しい号だったんですけど、そんな中でもひっそりと終わっている作品がありましたのでそれを成仏の意味でも触れていこうと思います。

アニマスタンプ

です。初めて紹介する作品なんですけど、今回で最終回となります。
アニマスタンプとは、動物と仲良くなれる少年が相棒のゴリラと一緒に他の動物と仲良くなっていき、なんか大会に出てバトルしたりしていたけど途中で過去回想が始まってしまって時系列がよく分からなくなってしまった作品。モチーフになったゲームとか原作があるわけではないので作者のオリジナル作品となります。
はい、正直言うならそんなに面白くない作品ではありました。けど今のコロコロという舞台でオリジナル漫画で挑戦すること事態貴重なことなので悪くは言いたくないですし、何よりその作者というのが

爆テク爆丸の慎悟先生

だったんですよね。
慎悟先生ーーーー!
…えーこのブログで昔のコロコロ感想ではほぼ毎号感想書いてたくらい大好きな作品でした爆テク爆丸。その慎悟先生がなんと版権ものをかなぐり捨ててオリジナルで挑戦してくれたってことでかなり期待してた作品だったんですけど、最終回になるまでイマイチ振るわずに、紹介しようにもしきれない微妙な展開になっていきいよいよ最終回となってしまいました。
…し、慎悟先生ーーー!!!
残念、っと一言でぶったぎってしまうと見も蓋もないんですけど。そうじゃないんですよ。
まあ正直に言うならそんなに面白そうな作品でもなかったんですけど、そもそも子供の頃に読む漫画というのは面白くない面白い関係なく「色んな世界が楽しめる」「素朴なセンスを養える」「回りの大人や友達からは教わらない実はすごい怖いこと」なごった煮な感性を育むためにもどんなもんでもいいから国語の教科書や図書館の真面目な本じゃなく漫画雑誌を通して「よく分からないものを読解する」センスって大切だと思うんですよね。
昔はそんなごった煮漫画雑誌といばコロコロというよかボンボンだったんですけど、ボンボン亡き今、そんな感性を養う雑誌ってコロコロに求められているところじゃないかなー、って勝手に思ってました。
正直微妙な立場のアニマスタンプだったんですけど、それでもコミック二巻分くらいは描かせて貰えてたのって、実は編集側も慎悟先生にそんな作品を作ってくれと期待してたからなんじゃないかと思います。
ホビー漫画でおもちゃ屋さんから指定されたよう展開をなぞるような漫画、ころころと相棒を変えるような主人公。
そうじゃない、漫画ってのは本来もうそれだけでおもちゃであって、どんな物語があってもいいという可能性を示すだけであとは子供の心の中で創造力っていう誰にも邪魔されないおもちゃで遊べることに繋がるんじゃないでしょうか。
実際アニマスタンプって最終回とその1話前はがっつり慎悟先生節が効いてて面白かったです。
悪役はただの悪役じゃなくてしっかり信念のもった熱心な人でしたし、最終回ではこれまでの漫画としての仕掛けを世界観を通して解放させるようなギミックのあるラストとなってました。
ただ、掴みが弱かった。
回想の時系列整理も子供には複雑だし(ボンボンでもあんなのはなかったと思うよ)、仕掛けがあるのは分かってたけどそれを解き明かすのには児童向けではなかったですし、素直に作家の構成力不足だったと思います。
失敗か失敗じゃなかったと言われたら失敗してた作品だとは思います。慎悟先生には悪いんですけど、できたら今やってるトレジャーガイストとバーコードバトラーの合体してるようなホビー漫画の方にまた戻ってきてほしいなと思ってしまいました。
いやぁ…やっぱりゴクオーくんって奇跡だったんだな、とも思えますけども。
コロコロという舞台でオリジナル漫画、難しい。そもそも樫本先生もそれで苦労してるくらいですし、コロコロ云々に限らず作家オリジナル漫画の限界をひしひしと感じさせる一つの作品となってしまいましたね。
慎悟先生が失敗してしまっことは、それは引いては今の漫画界のオリジナル作品のヒット敷居の高さは児童漫画だろうとめちゃくちゃ高いということを示唆したような事態だったと思います。
悲しい、まるで自分のことのようだ。自分のことじゃないんで偉そうなこと言えませんけど。
けど一人の作家がまだオリジナル作品で頑張ってくれてたというのは結果はどうあれ勇気の貰えることは確かでした。辛いかもしれない。けどここに期待している人は確かにいるぞ…
慎悟先生の次回作に期待!をマジでしてる人はちゃんといるんだぞ!
…ブログ一回消えて凹みましたけど、前に書いたより前向きになれて良かったと思うとします。そんな作家さんの挑戦に敬意を示して、自分もこれから頑張っていきたいと思います。
アニマの全部が好きだから…!!
ではでは。
カテゴリ: コロコロ

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