07/04の日記

21:07
駆け抜けた白の世界で
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ザクキャの砲身マカクに付けれるかな。
ってなことで今回のアニメ感想にいきましょう。今回はこちら!

10:ゴールデンカムイ

現在人気のヤンジャン作品アニメ化。
こちらも漫画はいい作品なんですけどヤンジャンという呪いを抱えていて一抹の不安。封神演義、東京喰種と続いてるのでもう葬式ムードで視聴してみると。
まあまあまあ。
別に酷くはありませんでした。
正直にいうと無難な演出過ぎて10年くらい前のアニメみたいでしたけど、だからといって20年前以下とか、盲信信者だけを相手にした甘えた作品というわけではなく

まあ普通に作られた作品じゃねえの?

って感じでヤンジャンというマイナスネームバリューで限りなくハードルを下げたら良作、って感じ。
漫画はめちゃめちゃ迫力ある殺伐な戦闘シーンから反面シュール時のギャップがものすごい作品として愛せて、そこから感情移入して一気に引き込まれるというカオスだけど物語構成は丁寧っていう昨今貴重な作品となってくれています。
んで舞台が日露戦争後の北海道アイヌで武骨な兵隊が主人公、美人だけどヒロインとしては残念なアシリパさんがおそまおそま(うんこ)と連呼しながら顔芸を連発。
現れる敵はおっさんばかりでなおかつ下ネタ連発の変態やべーやつ連中。
まあだからこそ安い萌とか分かりやすいキャラ人気で創意工夫を手抜きしないで「ゴールデンカムイ」の作品設定を再現だけしてれば良さを活かしたアニメ作りに集中出来たと思います。嘘みたいですけどそんな舞台だからこそめちゃめちゃ個性的で面白い作品なんですよね。
いやでも本格的に言ったらまあまあカットあったし、もうちょっと頑張れよ、みたいなところはありましたけどそれでも今期封神演義が創作品としてやばい領域まで酷かったのと比べると「まだマシだなぁ」って思ってしまいます。
いや、下を見てどうすんだよ、って感じですけどけ。本当ならゴールデンカムイならちゃんとアニメ化したらもっと上狙えるポテンシャルは十分にある作品だと思います。
ホッとしていた反面でちょっと迫力に欠けると「あーあーもったいない」とも思える不思議な作品でした。
んでどうやら分割2クールみたいでして、続きはまた秋クールへ、って感じで物語消化は中途半端にしつつぶつ切りで終わるという感じでした。
ヤンジャンの呪いの一つ、「アニオリで無理矢理終わらす」も回避してくれているのでこのままの調子でがんばってほしいです。
まあヤンジャンヤンジャンって言ってもやっぱりアニメスタッフが良ければいい作品になってくれるし、アニメスタッフの情熱を燃やすに値する作品であることも確かですのでやっぱりゴールデンカムイそのものが面白いからこその成功だと思います。
少なくともアニメが足を引っ張るのでなくちゃんとファンを増やす装置としては十分な役割を果たしていてくれたのでこのまま原作共々盛り上がってほしいですね。
原作…どこまでやるんだろ。
ってな感じでそれではまた次クールへ。
カテゴリ: アニメ感想

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