10/20の日記

20:39
私の道はここ、あなたの道はどこ
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車の鍵なくしたと思ったらあって良かった(日記)。
ってなことで、今回のアニメ感想にいきましょう。今回はこちら!

17:バキ 最凶死刑囚編

人気シリーズのバキなんですが、恥ずかしながらまだ見てない作品で、更に恥ずかしいことを言うなら若い頃は「なんか気持ち悪い絵柄の作品」ってことで見ようともしてなかったんですけど近年のネットスラングや話の話題でちょこちょこ出てくるようになって「面白そうだから見てみよう」ってことで見てみたらやっぱり面白くてハマッてしまった作品。
やっぱり面白いものは面白いですし、自分の昔の価値観の狭さに恥ずかしくなってしまう目の覚める作品でした。
ジョジョも学生のころはそんな感じで「ジョジョ知らなかったころの自分を殴ってやりたくなるほど面白いじゃん!」って感情を大人になって改めてショックを受けました。
面白い作品ってのはちゃんとした理由と実力のあるものでして、それを見ないもしないのに文句だけ言うのはつまらないのは作品じゃなくててめーの感性だよ〜〜〜、ってショックですよね。今更ながら出会えて良かったです。
んでんでバキの魅力と言ったらなんと言っても細かいストーリーとかぶっ飛んだ特殊能力とかなしの四の五の言わないバトル漫画。
私もバトル漫画は好きだし自分の作品の中でアクションシーン入れるのでためになる作品は参考にしまくってるんですけど、
バキに関しては戦闘の価値観とかそこからくるキャラクターの人生観が見えるようなバトルからどんどん派生するキャラクターや作者のメッセージを動きで伝えまくるもので、単純にまず動的作品としてめちゃめちゃ完成されてました。
この死刑囚編も物語が一番盛り上がってるところで、バキは見たことないけどここのシリーズのシーンのオマージュとかどっかで見たことあったり、有名な台詞とかもあったので

あ〜っ、これが有名なあれね〜〜〜あ〜こりゃ面白いわ〜

っと毎週ネットスラングの元と出会えるようなカルチャーショックがあってめちゃめちゃ楽しい一週間を過ごせてました。
またバトルにおける信条とかも、昔の作品のはずなのに真理をついているというか、スポーツだとか倫理観とか娯楽のための闘争じゃなくて不意打ち騙し討ちルールのないところでダーティに勝ってこその「本当の面白いバトル」であって価値観ががんがん揺るがされました。

バトル、誰かと誰かの意見のぶつけ合いや騙し討ちをどう面白くするのか?

は正直言ってどんな作品にも通ずるアクションシーンであって、ただ単純にそこだけに特化していたバキという作品は世の中に出ている色んな作品の「そんなシーン」のお手本となるような現役の原液バトル漫画って感じでした。
ええ…まあ実を言うとこのシリーズ見てる時に夏コミの小説書いてたんでめちゃめちゃ影響受けてましたね。イデルガ先輩とスペック戦ったらどっちが勝つんだろう、って。そんな風に自分のキャラとバキのキャラ戦ったらどうなるんだろ?って妄想しちゃうところがこの作品の魅力たるところだと思います(やらない?しないか。でも自分のキャラとDBのキャラの戦う妄想はしないあたりやっぱり創作品として「リアル」を貫いてるところほんと凄いと思います)

戦う妄想。

これは正直言ってやっぱり生き物に不随されてる本能であって、どうやってかっこいい生き方ができるのか、いきなり不審者が出てきてどう対応するのか、この能力のある人間とこの能力のある人間がバトルしたらどっちが勝つのか。どっちの人生の努力が正しいのか、どっちが悪なのか。
そういった現実世界ではありえないような果てしないバトルの妄想をここまでリアルにやってる作品だからこそ、ずっと愛されてるのだと納得しましたね。
新しい価値観と出会えて良かったです。
昨今は古い作品はその時代だから許された、今見てみるとつまらない、みたいなことが話題になってしまいましたけど、
確かに思い出補正もあると思います。
けど昔の作品だからこそ今とは全く違うセンスで逆に斬新、生き残るのにはちゃんと仕掛けのある面白さがあってそれを発見するのもまた勉強になる。
そんな自分自身の人生を改めて見直せるような発見があるからこそ、昔の名作を読み漁るのも面白いし、何より自分の中の辞書の語呂がどんどん増えていってすんげー楽しいんですよね。
どんな作品でも、出会えて感動するのに時代なんて関係ないと思います。
まあそんな訳で楽しんで視聴してて、とりあえずアニメシリーズは残り1クールといったところでしょうか。
これから後半戦であります。そこはあえてまだ原作読んでないんですけど、他のシリーズとかもハマッて読めて最新話も追い付けたのでこれからもリアルな生活の中にバキの価値観を更新していって生きた作品として楽しんでいこうと思います。ではでは。まだやるかい?
カテゴリ: アニメ感想

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