04/14の日記

21:58
絶対に俺こそオンリーワン
---------------
それではアニメ感想と4のつく日が重なってるので特撮感想にいきましょう。今回書く作品はこちら!

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

45周年記念作品ではちゃめちゃをやったゼンカイジャーに続いてもっとはちゃめちゃをしてより濃い思い出になった46作品目のドンブラザーズ。コンセプトとしてはもう毎回戦隊もののセオリーをぶっ壊しまくってるやべー作品で

主人公が強すぎて味方からも敵からも嫌われる
ヒロインが漫画家だけど盗作呼ばわりされてるけどそれも乗り越えて漫画家になる(敵がいつの間にか編集長になってる)
俳句を詠むよーわからんやつがなんやかんや一番常識人
指名手配犯で物語後半まで合流しないやつがいる。
戦隊初のピンク男性とかいうカテゴリーがどうでもよくなるくらいやばいやつが仲間を警察に売ったり怪人に3回くらいなる
追加戦士がうざがられてよくハブられる
何故か最終回までいる理由が分からなかった前作主人公と同じ顔の人

とかなんかもうこんなノリがずっーーーーーーっと続いてなんだったら敵も登場人物全員もこんな感じなんで世界観説明もたまにしかしないまま異常な光景が繰り広げられる作品なんですけど、じゃあ全く意味が分からないかって言われるとそうじゃなくて、ちゃんと縦軸の話はやるし正義の味方って言えるくらいのギリギリのラインは守るし、どんな個性を持ってるやつでもそれを非難するわけでなく受け入れて助けるし

なんかよくある話の模式でヒーローをやってるんじゃなくて、変な縁でも出会ったやつらを大切にしていく物語はこれはこれで多様性を重んじた新しいヒーローだったのかな、って思います。友情ってこんなんでいいし愛情はドロドロしてて因果応報だから最後に救われると嬉しい。
脚本家はこれまでそんな人間ドラマ重視で描いてきた井上先生が描いていて、この先生の書く特撮はまあ毎回ドンブラみたいに訳の分からないところはありますけどそれでも井上作品で一番訳が分からなく、そして何故か面白いと言える不思議な味の作品でした。
お前こそがオンリーワンだよ、記憶から絶対に消えないすごい作品でした。井上先生の腕は更に磨かれていて腰を抜かし続ける一年でしたね。
そして戦隊あるあるなんですけど物語はこれから映画やファイナルツアーライブもあるので残された伏線が山のようにあるのでそれをどう回収するのかも楽しみなんですよね。いや本編でやれよ、って感じですけどドンブラだからしょうがないとも思えます。とりあえずこれからの縁も楽しみだな!わーっはっは!それでは。
カテゴリ: 特撮

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ