10/15の日記

19:59
断ち切ってみせて
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それでは5のつく日とアニメ感想期間が重なっているので特撮感想にいきましょう。今回はこちら!

仮面ライダーギーツ

です。令和3作目のライダー。今回のテーマは生き残りゲームで、毎回違うテーマで仮面ライダー達が群像劇のゲームをやっていきその駆け引きや人間ドラマ、そして何でこんなゲームが始まったのかと運営とのバトルを描いていく物語に。少し仮面ライダー龍騎っぽい作品なんですけど(っていうかゼロワンから20年前のライダーのオマージュをしててその一環かなって思う)(映画でコラボした)、そもそもその仮面ライダー龍騎が火付け役でその後Fateの聖杯戦争やソードアート・オンラインに影響を与えていたりとこのデスゲームっぽいゲームの火付け役が実は仮面ライダーなので改めてそれの現代風アレンジをするだけでも仮面ライダーっぽくもあり新しくもなっているコロンブスの卵でした。
んで実際ゼロワン、セイバー、リバイスと連続ドラマが続いてきたので一旦ギーツみたいに分かりやすい区切りがあることでエピソードを分けて考えやすくなったので物語のシンプル化には貢献してたかなって思います。どっかの回を見逃すともう追えなくなるなってしまうのは仮面ライダーの不利な点なんですけど電王やWみたいに単発の事件の積み重ねで物語が進行していくスタイルもまた分かりやすいと改めて思いました。
だからと言って単純な物語ではなくそこはいつもの仮面ライダーなのでしっかり重厚な物語となっている。ただのゲームではなくて未来から来た人間達が娯楽として現代人をゲームの駒として遊んでいたゲームと途中判明。抗おうとしても運営の未来人達は神の力をもっていてかなわない…けど実は主人公のギーツは何回も転生を繰り返してゲームを何度もプレイしている特殊能力があって、でもそのギーツでもかなわない敵が出てきたから現代に生きる仮面ライダー達の力を借りていく…などんでん返しもありました。
ゼロワンのような途中で不幸があって物語が途切れてしまう、みたいなこともなく
セイバーみたいに一本で繫がりすぎて最後まで見ないと面白さが分かりづらい、みたいなことでもなく何かのプレーヤーの物語が刺さったら面白いですし
リバイスみたいな設定が途中で変わったり混乱するようなことも少なく
ギーツは終わりをしっかりと決めていてそこに真っ直ぐ進んでくれたな、って安心感のある物語でした。終わってみたらギーツが未来人達を倒して新しい日本の神様になるための神話だったのかな、って一年通して物語を振り返った時にすっきりする読後感のある物語でした。
最近の仮面ライダーで少しごたごたしたところを治しつつ、しっかり新しい仮面ライダーになれてた安定感のある物語だと思いましたね。そしてまだまだ物語には秘密があるみたいなので(主に未来人関連で)スピンオフも続いていくみたいなのでそちらも楽しみにしておきましょう。
さあ、ここからがハイライトだ。
カテゴリ: 特撮

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