SHORT STORY

□光への憧れ
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此処は霊界 死神局

死神の資格がある者が集まり、毎日働いている


「佐近、ちょい」

「…何ですか班長……」


私は佐近 鬼羅

この死神局特命班に所属する一級死神

特命班は相当な実力を持つ死神が配属される……と言えば聞こえはいいが仕事内容は非常に辛い

……その分給料はいいが


「あのさ、神城君はどうよ」

「……問題はありませんが…」


神城というのは私の部下の神城 旬の事

実は彼は元々霊界の住人ではなく人界の人間だった


死神には好き勝手に魂を身体から切り離してはならないという規則がある

しかしその規則を破り魂を切り離していた死神が居た


魂を無理矢理切り離す…それは命を奪うという事

彼はその被害者だった


当時私は規則違反の死神を追っていた

そして出会った

既に殺された彼と、彼を殺した死神に


もちろん死神は霊界へ強制送還、裁判にて資格を剥奪された

彼の魂は私が回収し、霊界でいつ転生出来るかを決める審判をを受けた

そこまではよかったんだ



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