「俺の物語だ!!」
□温泉だ!ピンポンバトルだ!サービスだ!!
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バツ「イエーィ温泉だー!!」
ジタ&ティダ「温泉だー!!」
スコ「煩い。」
フリ「はしゃぎ過ぎるなよ。場合によったら浴槽という名の棺桶に永久幽閉してやるからな?」
三馬鹿「ごめんなさい!!」
プールに行った帰り道、ディシディアメンバーは近くで経営されている温泉に立ち寄った。
噂ではこの温泉もどこぞの大統領が息子と裸の付き合いをするために作ったんだと。
ウォ「皆、鍵は各自で管理するように。紛失した奴はマッパで帰ってもらうからな。」
誰しもが「お前が言うか」みたいな反応を返したがブレない勇者はそれでもブレない。
男女に分かれて更衣室に入り、いざ大浴場へと突入した。
2&7&10「ちょっ、セシルグロッっ!!!!!」
セシ「うぅ……」
ゴル「これは暗黒騎士の鎧を直接肌に打ち込む為についている傷だ。セシルも気にしている、あまりこれについては触れないで欲しい。」
異様な身体に出来た窪みに驚いている三人の前に、セシルを隠すように立つ兄。
ちなみに下は腰タオル、上は兜といった出で立ち。
話を聞いてティーダ達は彼に頭を下げた。
ティダ「そっか…ゴメンなセシル。」
セシ「ううん、別にいいんだ。誰だって同じように思うだろうから。」
クラ「それにしても恐ろしい国だな、お前のその…何だっけ。」
スコ「…マロン帝国じゃなかったか?」
クラ「そう、それだそれ。マロン軍は軍事国家だと聞いていたが、まさかそこまでするとはな。」
スコ「それがマロンの強さなんだろうな。」
他男子(「何なんだよその栗栗ランド!?」)
セシ「うん、でも僕はマロンの騎士であり王である事を誇りに思ってるよ。」
他男子(「…えっと、それは話を合わせてるのか天然故の過ちなのか……」)
ジタ「なぁなぁ!早く風呂場行こーぜ!!」
バツ「おっ!そうだティーダ、一緒に石鹸スケィティングしないか?」
ティダ「何スか?石鹸スケィティングッて。」
バツ「脚の裏に石鹸つけて床を滑って遊ぶんだよ!すっげぇ楽しいんだよこれが!」
三馬鹿の話を聞いていたルーネスは、明らかな三人への侮蔑の視線を送りながら一足先に浴場への扉を開けていた。