Show Girl

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ルーシィ!諦めちゃダメよ!
たかがご飯に負けたぐらいで落ち込んでなんかいられない
あたしがこれからツバサに美味し手料理を振る舞えば…


『ルーシィ上手いな』

『本当!?ツバサの為に頑張ったの!』

『俺の為に…ルーシィ俺の嫁になってくれ』

『ツバサ…!』

『毎日俺の為だけに尽くしてほしい』

『はい、喜んで!』


と、こう言う風に今日はなる予定なのよ
だから頑張れあたし!

一人ニヤニヤと包丁片手に有りもしない妄想を膨らまし愉快にピーマンをザクザクと切り落とす


「ツバサもう少しだから待ってね〜」

「おー」


キッチンに立つあたし
あたしの料理を待つツバサ

あぁーん!
このやり取り、ホントあたし達って夫婦みたい
新妻になった気分
絶対に今日こそツバサをあたしのモノに…!

それであのプリンとか言う女に言い行くのよ
あたしがツバサの彼女だって!

あの女悔しがるだろうなぁ
負けないんだから!

ルーシィは未だにプリンの事を根に持っていた。
黒いオーラを放ち妄想に浸るルーシィは次々に材料を包丁で勢い良くブッタ切る
ドンッ!と言う大きな音が先程からリズム良く聞こえ来る度にツバサはキッチンに居るルーシィを心配した





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