Extra

□Lesson2
1ページ/3ページ


「俺に男を教えてくれ!」

lesson2
指導者⇒ロキ


先日はエルフマンに男について教えてもらったんだけど…何て言うか酷かった。

まあ、男は拳で語ると言う事を学んだから良しとしよう
そう思わなければやってられない


そして次!
男はモテなくちゃダメだ
だから今回は、何故かモテるロキに学んでみた

私の男像、エルフマンでは失礼だけどあまりモテないと言うことが妖精の尻尾に来て分かった
だから毎度毎度、違う女の子を両脇に抱えているロキならきっと教えてくれるだろう


「顔はいい感じだから、すぐ落とせるさ」

「何もしなくていいのか?」

「夜のコト?」

「……夜?」

「テクニックを知りたいんだろ?」

「………ハイ?」


この男何言ってんだ?
全く言葉の意味が理解できません。

夜?テクニック?

 …何のテクニック!?


「あのー」

「何?」

「夜とかテクニックとか…何の話かさっぱりなんですけどー」

「本気で言ってる?」

「勿論本気に決まってますけどー?」

「そう言う事、まだ一皮向けてないんだね」


またまた訳の分からない事を言うロキ先生
分かりやすく教えてくれるのが先生ってもんだろ?

眉をへの字に垂れ下げていると、ロキが耳元で、


「男を教えてあげるよ」


そう言ってコソコソと話し出すロキに耳を傾けた。


「分かった?」

「……」

「聞いてる?」

「………」

「あーあ、口開けたまま気絶してんの?まだ君には早い話だったね」


また何か分らなかったら聞いて来るといいよー、と笑顔で手を振って去って行ったロキ

 …気絶した本人を残して。

未知なる話を聞けたので、きっとまた男に一歩近づけただろう

 モテる男=夜のテクニック
 (ロキ談)

ロキの話を聞いて過激過ぎたのか気絶したまま固まった男の子?…イヤ、中身は女の子がそこには突っ立っていた


⇒後日談
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]