「何この人だらけ!?」
今日はお祭りか!?
いつもより遅めにギルドに到着。
丁度昼飯時なので、着いたら真っ先にお昼ご飯を食べようと思っていた
だが、中に入るなり目に飛び込んで来たのは人!ひと!ヒト!
ギルド内が沢山の人でごった返していた
「ミラ〜お腹空いた〜」
「ごめんねツバサ、この人でしょ?今材料間に合ってなくてルーシィに買い物頼んでる所なの」
なんだって!?
私の楽しみ、ご飯が食べられない!?
ルーシィ早く帰って来て〜ご飯プリーズ!!
ミラはそれから忙しなく、客に呼ばれ走り回る。
途方に暮れていると、前方にナツを発見したので隣に座ってみる
「よお、ツバサ」
「ナツはいいよなあ」
「ん?」
ナツはモグモグと美味しそうに火を食べていた
ナツ限定ファイアーメニューってヤツだ。
お腹空きすぎのこの状況だと、凄く美味しそうに見えるソレ
「それって美味いの?」
「オゥッ!最高だ」
「俺にも食いモ〜ン」
「食ってみっか?」
ナツからの誘惑。
確かにナツが食べていると美味しそうだ
美味しそうだけど…やっぱり所詮はただの火
差し出された火と睨めっこをしていると、間抜けにもお腹がグーッと鳴った
「食う!」
この発言はツバサの寿命を縮めるだけなのである
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