Present
□Let's Party
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「オイ、クソ炎」
「やんのか変態」
今日はエルザが不在。
不在と言うことは二人にとっては好都合
思う存分、くだらない喧嘩をやれる日だ
喧嘩の原因？
そんなもの分かるもんならあたしが逆に教えて欲しい
いや、違う。
この原因には少なからずあたしの所為でもあるのかな…？
「クソがナナシチャンに近寄るんじゃねえ！クソが移っちまう」
「変態は家で寝てろや！ナナシチャンが変態になる」
いやいや、ナツ…
さすがに変態に一緒になる気はないけどね？
どう言う訳か最近二人の喧嘩の中には、時折あたしの名前が登場する
一体何だって言うの！？
「今日もやってるのね」
「ミラぁ〜あれ止めてよ〜！」
「どうして？楽しいじゃない」
そう笑って言い出すミラ
一体何処が楽しいのよ…
確かにギルドの連中もナツとグレイの後ろに円を作ってどっちが勝つかって賭け事をしているけど
何故か指揮ってるのハッピーだし…
「あい！どっちが勝つかな〜？みんな1000Ｊからだよ」
あの猫、ちゃっかりし過ぎてる
「喧嘩中にあたしの名前を入れるのはやめて頂きたい」
「ナナシチャンモテモテね」
「そんなのでモテても嬉しくない！」
「またやってるの〜？」
そこへやって来たのはルーシィ
差ほどナツとグレイには気にする事なく飽きないわね、と言いどうでも良さそうにあたしの隣に座った
「ちなみにナナシチャンはどっちが勝つと思うの？」
「ナツかグレイ？」
「そっ！」
どっちが勝つって言ったって、何の勝負をしているのかも分からないのに
まあ、どちらかって言うと決められない…
だって勝負何かして欲しくないし、どちらにも負けて欲しくない
「どっちも勝って欲しい！」
「…そう言うこと！ハッピー、あたしどっちも勝つに賭けるわ」
「引き分けってこと？」
「どっちも勝つのよ！」
ルーシィは満面の笑みでハッピーに言った
って、どうでも良さそうにしてたくせにちゃっかりあの勝負の賭け事に乗っちゃってるし
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