寂しい。
のや、
怖い。
のを
何も
考えなくていい時間。
だから、僕は今日もこうしてー…
『んっ…、ぁッッ…や…!』
暗い、暗い闇のなかに響く嬌声と、吐息と水音。
『も、もっとぉ…!!』
申し出たのは自分からだった。
この暗くて冷たい恐怖から僕を救ってくれるなら、もう何でも良くて。
誰かと関わるのは怖い。
でも一緒に居たい。
寂しさに埋もれる前に、快楽で満たして。
もっと、もっと。
考えさせる間もないぐらい。
『ねっ、名前…、名前、呼んで?カストルッッ……』
『ん……ラブラドールっ……行きますよ?』
『ーーッッぅ、んっ……ぁ、あぁーっ…』
僕は放たれた欲望を見て笑う。
『ふふ………』
『…昨夜はフラウとしたんでしょう?』
ぼぉっとする意識の中、カストルが半ば確信的に訊ねてきた。
『…解るの?』
『当たり前ですよ。』
『うん、昨夜はフラウとしたよ。明日もきっとフラウとする…』
『そうですか…』
『そうしないとね、僕が壊れちゃうから。』
『ラブラドール………』
そうしてまたふっ、と笑ってみせた。
そう。
僕は自分の存在を確認する。
毎晩毎晩、こうして抱かれて。
寂しさと、恐怖とさよならして。
今日もまた、僕は自分の不確かな存在を確認する。
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完全に私の妄想のカスラブです。。ラブたんはたまに病んでると良いよ!←ぇ