僕と君の
寂しさを埋めるように。

これまでの歳月を埋めるように。


お互いを求め合った。






それが九郎との初めてだった。


それは、自然な事。
僕たちの様な境遇に居れば、ごく自然な流れだったのかも知れない。



だけど


初めて君に触れて。



「弁慶ッッ……!」




体だけではない。



本当に、繋がった気がしたのです。



君からの愛を感じて。
これまでの寂しさや、不安や孤独、心の穴が全て埋まるような。



そうやって、あの日から僕たちは求め合って来たんです。







互いの寂しさを埋める様に。



***
九郎と弁慶は、最初はなんかもう環境とか二人を取り巻く色々が二人をこうさせたんだけど、お互いがどんどん必要な存在になってった…みたいなのがイイ(´∨`●)


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