H×H
□アイスクリーム
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街をふらつくのは、本当に久しぶりで、店のものを見てははしゃぐキルア。
それを可愛いなんて思いながら、クラピカはついて回る。
「あっ!!クラピカ!アイス食おーぜ!」
「あぁ今日は少し暑いからな。たまにはいいな。」
近くにあったアイスクリーム屋さんで、クラピカはスプーンですくうバニラを、キルアはコーンのチョコを頼んだ。
「うめー!」
キルアは大はしゃぎ。
「おい、静かに食べないか!」
真面目なクラピカは、公道ではしゃぐキルアをなんとか黙らせようとした。
キルアが黙ったと思ったら
「なぁ〜クラピカ〜、バニラうまい?」
「………………食べたいのか?」
そうですと言わんばかりにキルアはニヤニヤしだす。
そんなキルアを可愛いと思ってしまうクラピカは、なんだか怒る気もなくなってしまった。