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□キミとボクとは似た者同士?
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「はぁ…いいからお前、早くそこから出ろ!」

「は…はぃ…」




「ゴミバケツの中が安全だと?一体どうしたらそんな思考に辿り着くんだ…」

「私の予測では、ここは97%の確率で安全ナノダ!」

「意味分からねぇ…」

「実際、安全でした!何人か人間に見られる事はあったけど、それ以外は何もありませ…無かったノダ!!」

「…………」


あぁ、もうダメだコイツ。

「そりゃあ見られるだろうよ…」


うっかり思った事を口に出して言ってしまった。


「大丈夫!83%の確率でみんな避けていったノダ!」


うるせぇ、お前に何も言ってねぇ。
大体それ…大丈夫ナノカ?ι


……いけねぇ、コイツの喋り方が移ってきた。
俺も疲れてるんだな、あぁそうだ。
だからこんな現象まで………




誰だったか、自分にこんなソウルキャンディーを渡したのは?


………畜生、草鹿に涅ネムだっ!!
あいつら…絶対何か企んでやがったな…。



周りには、そろそろ死にそうになっている爆笑中の二人。

いっそ楽にしてやろうか?



「お前ら…そんなに笑ってるが、いいのか?俺のソウルキャンディーがこんなだって事は、お前らのだって似たようなものじゃねぇのか?」



ハハハ……ハッ!!!


途端、笑うのを止め、今度は冷や汗を流し始めた二人が居た。



「ま‥まぁ、私のは大丈夫ですよぉ☆それに姿は私なんだから何したって様になるしぃ♪恋次のは知らないケド」

「ちょ‥アンタ言ってる事無茶苦茶だな…」


「お前も暇ならとっとと自分の義骸探してこい。どうなってもしらねぇぞ…」

「そんなぁ、日番谷隊長じゃないんだからヘイキっスよ〜」

「てめぇ…本当にどうなっても知らねぇか…「ぁあ!!」


「は?」

「俺の義骸っ!!」


俺の言葉を遮って叫び出した阿散井。
そして指差す先…そこには、コイツと瓜二つで、学校の制服を着た姿が在った。



「ってテメェ!!逃げんじゃねぇ!!」


その義骸は、阿散井を見た途端に逆方向へと逃走を謀った訳だ。



「クソッ、待ちやがれっ!!」



義骸を追い、去ってゆく阿散井。それを見送る松本…の顔には、先程よりも不安の色が表れていた…。



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