あれから私達はあの男たちの本拠地に連れていかれ、2人同じ部屋に入れられた。私達を縄でぐるぐる巻きにし、詳しくは明日話すとだけ告げると男たちは出ていった。千鶴は部屋に男たちが出ていくなり気を失うように眠った。たぶん緊張の糸が切れたんだと思う。私はというとどれほど待っても眠気が来ず、気づけば日が昇っていた。『(うぅ…頭ガンガンする…)』自分が意外と神経質なことを知ったのだった。見てろよ神様 →次へ [戻る] [TOPへ] [しおり] カスタマイズ ©フォレストページ