12/25の日記

23:24
黒猫は言葉を紡ぎ言葉を奏でる
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戯言×復活

主人公は九条楓那
ボンゴレ(ヴァリアー)の”風のリング”の所有者。
通り名は《黒猫》(ブラックキャット)
(某マンガのパクりじゃありませんよ?!)
おk?

―――――――――――――――――
―――――――――――――――――

『そんなに戦うのが怖いなら、とっとと死ねばいいんじゃないの?』

背筋が凍るような冷たい声が広い部屋に響く。
ヴァリアー幹部は言葉を紡いだ少女の方を向く。

少女の金の瞳がザンザスの真紅の瞳を見つめる。


まるで意味もなく
まるで興味がなく
まるで必要がない


氷のような目で王(キング)を映す少女は感情がないような声でザンザスに言う。


『アンタが真の十代目になるなら子供一人相手に楽勝でしょ?
 それとも”アレ”がバレるのが怖いの?』


少女の声は何時もの声と違う。
まるでその場を支配するような声。
それはまるで少女の師匠直伝の声のように周りを支配する《呪縛》。


声が届く範囲は少女の領域。
少女が紡ぐは声の呪縛。
少女が奏でる言の葉のは誰も逆らえない。
少女の声は《絶対》なのだから。


『アンタが何をするのかは私は興味もないし知りたくない。
 ただ言いたいのはさ...』

一瞬言葉が途絶える。
だがそれは一瞬だ。


『私の大事な”義弟”達に手を出したら
 
 アンタ達も勿論、殺して解体して並べて揃えて晒してやんよ。


凄まじい殺気を出し最後の言葉を紡ぐ。



彼女の名前は九条楓那。
彼女は黒猫。
彼女は《最罪》。
彼女は風。
彼女は音使い。
彼女は気まぐれ。


これはそんな気まぐれな黒猫が紡ぐ酷く醜く美しく、涙なくして見られない喜劇に成り損なった戯曲の序章である。


あとがき――――――――――

楓那のお師匠様は曲識さん。
お師匠様のおかげでこの後《少年趣味》と呼ばれるようになります。
(曲識の影響で少年ばかり殺してるから)

義弟は雲と霧の守護者ですよ(笑)

この後彼女はどうなるんですかね??

感想お願いします!!



☆コメント☆
[エナ] 02-21 00:04 削除
雲雀さんと骸のお姉さん設定+零崎との繋がりがあるなんて今後が気になる設定ですぜひ義弟のリアクションが見たいです

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21:01
青色少女は貪欲に異形を欲する。
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戯言×龍球

玖渚友の成り代わり。
名前は玖渚冬(クナギサフユ)
いーちゃんの他にセルにも依存してる。

時間軸はセル戦の最後の方あたりかなり捏造
おk?

―――――――――――――――――
―――――――――――――――――


「悟飯なにをしているとどめだ!!!
 すぐにとどめをさせ!!!」

荒野に悟空の声が響く。

「もうとどめを?」

悟飯は父の声に不思議がる。
まるで《何故、コレ位でやめなければいけないのか》そんな声で言う。


「ふふ…まだ早いよおとうさん
 あんなやつはもっと苦しめてやらなきゃ」

『そんなことはさせないよ』


突然あたりに響く少女の声。
そこにいたZ戦士は声が聞こえた方向を見た。

其処に居たのは《青色》だった。
悟飯と年が変わらない青い髪をした少女、両の目も髪と同じ深い深い《青》だ。
少女は静かに、でもどこか無感情に悟飯に声をかける。


『”ソレ”は僕様ちゃんの”モノ”なんだよ
 勝手に君たちに”壊される”理由なんてないんだよ。』


そういい少女ーー玖渚冬はセルの元に歩いていく。

「おい!
 ソイツは危険なんだぞ!!」

歩いていく冬に怒鳴るピッコロ、けれど友はセルの元に行く。


『あーあ、此処まで酷くやられちゃったんだね
 大丈夫《るーちゃん》?』


冬はセルの頭を自らの膝の上に乗せて愛しげに頭を撫でる。
まるで母が子にするように愛おしく優しく。

「ひ…め、君…?
 ど、うして…ここ、に?」

途切れ途切れセルが友に聞く。
友は優しい声で言う。

『るーちゃんは僕様ちゃんの”モノ”なんだよ?
 自分の”モノ”が他人に、しかも無様に壊されるなんて見たくないし壊されたくない、壊すんだったら”私”が壊す。』


そう言った冬の瞳がーー《青》から《蒼》へと変質する。
より澄んで。
より純粋な。

『るーちゃんが私のものでなくなったり、私の前からいなくなるんだったらそのときは地球を破壊するよ。
 昔んときみたく、今度るーちゃんやいーちゃんが私の前からいなくなるなら、そのときは、今度はもう駄目。
 るーちゃんといーちゃんが私のものじゃないんなら、私は誰も欲しくない。
 全部跡形もなく壊す。
 全部けし炭残らず殺す。』

「……ひ、め」

「おい!貴様何を言ってる!!」

冬とセルのやり取りを唖然として見ていたZ戦士。
しかしべジータがそのやり取りを見た瞬間に友に向かって怒鳴る。

『ねぇ、ちょっとだけ聞き苦しいよ。』

声。
すねた子供のように冬は口を尖らせて、べジータの方を見る。

『耳障りだよ、君達全員。』

少女の口から出たのは侮蔑の言葉。
その言葉に全員引いた。
其処に居た誰もが少女の口からそんな言葉が出るとは思ってなかった。

冬は呆然とこちらを見ている悟飯に声をかける。

『ねぇ、孫後飯くん
 君は一体何なの?
 正義の味方のつもりなの?
 悪人からこの地球を救う正義の味方?
 はっ、冗談じゃないよ。
 君が仮に正義の味方なら私はこの世界をすぐに見捨てる。
 歪んだ正義を振りかざす君みたいな奴を見ていると虫唾が走るし、吐き気がする。』

冬は軽蔑するような目で悟飯を睨みつける。

『こんな奴らと一緒にいるとるーちゃんが可哀想。
 そう思わない?
 いーちゃん、ぐっちゃん。』

その言葉と同時に現れた二人の男。
一人は無表情の男。
もう一人はスーツ姿の男。

「ぼくも冬と同意見。
 こんな偽善者たちと一緒にいたらセルが可哀想だよ。」

戯言遣いはわざとらしくため息をつく。

「暴君、セルの怪我は大丈夫でしょうか?」

《街》はセルの心配をする。

『ん、大丈夫だよ。
 るーちゃんの中のピッコロの遺伝子が再生を始めてる。
 疲れたでしょ?
 寝ててもいいからね、るーちゃん。』

冬がそう言うとセルは小さな声で「は、い」と言い、眠りについた。

冬はセルが眠ったことを確認すると妖艶に微笑む。

『るーちゃんは僕様ちゃんが連れて行く。
 文句は言わせないし、聞かない。
 行こう、いーちゃん、ぐっちゃん。』

そう言い冬たちは消えた。
Z戦士達は呆然としながら友たちが居た場所を見つめていた。


あとがき――――――――――

この後セルは戯言世界に行き人間化。
そのままチームに入っちゃいます。
《るーちゃん》は二つ名的なものからとったものです。
その二つ名は《終わらない世界》(ワールドエンド)から来てます。

軽く悟飯くん達を否定してますが、管理人は悟飯くん達のことも愛してますからね!!

ぜひ感想をお願いします!!

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