駄文〜ナルト〜

□触れていたい
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「ハァ…。入って」

折れたのはオレの方。
まだオレには理性がある。
まだ大丈夫だ。

「何か飲む?何もないけど…」

「先生」

「ん?なぁに?」

オレは牛乳をコップに並々と注いだ。

「先生…彼女出来た?」

「…いない…けど」

「俺ね…昔みたいにガキじゃないんだってば。本気で好きな人も…いるし」

……。
何が言いたいの?
『本気で好きな人』?
言わないでよ。
言ってほしくない。
お前は誰の物なの?
改めて、自分の立場を思い知る。
オレは注ぎ終わったコップを力強く握った。



 
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