駄文2〜グラビonly〜

□It Is On My Side 2
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「あなた…」

俺は玄関先で振り返った。
ちょうど出て行こうとしていた時だった。

「今日は、帰ってくる?久々に、私の仕事がお休みだから、どこか外食にでも…」

俺はわざとらしく、腕時計を見ると、次に成美を見た。

「悪い、無理だ…。じゃぁ、いってきます」

「………いってらっしゃい」

俺は、そのまま家を出た。

バタンっ…

ドアが閉まれば、肩から力が抜ける。
成美が休みの時は、愁一も休み。

「会いたい」

会いたいんだ。
早くアイツの顔が、声が聞きたい。



 
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