駄文〜ナルト〜
□好き過ぎて
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バッ−…!!
「ハァハァハァ…夢…か…」
ベタつく肌に、ベッドのシーツが張り付いていた。
これは暑苦しい熱帯夜のせいなのか。
それとも、夢の中での君の台詞のせいなのか。
「ナルト…」
俺は意気地無し。
そんなの分かってるさ。
「シャワー…浴びよう」
明日は任務もない。
任務がなければ、ナルトに会うこともない。
「会いたくないし、丁度いいじゃない」
うそ。
こんな夢の後は、君に逢いたいよ。
抱きしめられなくてもイイから、一目見たい。
「アホだな」
俺は起き上がると、風呂場に向かった。