第三章



ワイミーズハウスを出て行く二人。

時は満ちた。

自らの意思で作る世界は、

幸せか、不幸せか。

"居"るか、"居"ないか。

誰かが"消"えて、誰かが残る。

少年は名乗る。

我が身を存在させる。

我が名を名乗る。

右代宮ベアトだと名乗る。


第三章:右代宮


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