Main

□呆れるほど鮮やかに
1ページ/1ページ




3.呆れるほど鮮やかに、



例えて言うなら、彼は。
向日葵、だ。
一直線に空に向って、ただ伸びて。
いつだって光の方向を向いている。
眩しくて、俺はいつも目をそむけてしまうけど。
洸兄。
優しく、いつだって陽の下で。
俺が迷わないように。
太陽に向かう、向日葵のように。
あの鮮やかな笑顔で笑っていてくれる。

(だから俺はあの子を守ってあげたい)


おしまい。

笑う賢吾の弱い部分を、洸兄は知っているというsss。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ