□記憶
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《お姫様と王子様は幸せに暮らしましたとさ
おしまい》




《ねぇ――様
私もお姫様みたいに王子様に巡り会えるかな?》





《クスそうね》








《優姫は僕のお姫様だよ?だから優姫の王子様は僕だ》





《あらあら――は相変わらず
シスコンねえ》





《仕方ないよ――
僕に似たんだ》





――様や――様が加わって
皆が皆笑ってる






ぁあこれは過去の私の記憶のほんの一部






絵本を本棚に入れドアへと向かう







ふともう一度ふり返りその部屋を後にした









私は記憶を取り戻したい例え
この過去の記憶の後がどんなに残酷で悲しくても










理「優姫ー零君がいじめるよぉー」





零「てめーが俺らにキツい仕事押し付けて寝てるのがわりーんだろーが!!」




理「やだなぁ零君僕の事はパパと呼アピーー!!」






零は理事長にビンタをくらわしキッチンへ向かった






きっと昼食の準備かなー


お父さんは
「わーい零君の手料理だー」って喜んでるし



と言うか立ち直り早い…
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