短編

□-もうどうしようも無い-
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ある日のバンエルティア号の中。

そこではある事がとにかくある意味凄い騒ぎになっていた。




















「ジェイドさん可愛いぃーーー!!vV」

「・・・。」

セレアの感動(?)の声に、ジェイドは眉を歪めた。














グランマニエ陸軍大佐、

ジェイド・カーティスに





猫耳が生えました。










事あるごとにピクピク動く耳と、オマケに付いていた揺れる尻尾は、ジェイドからすれば非常に鬱陶しい。

ジェイドはムスッとした顔で科学部屋にある椅子に腕を組み、更に足も組み座っていた。



「可愛いーvV耳も尻尾もふさふさだぁーvV」
「セレア・・・いい加減になさい・・・。」



普段付けている手袋まで脱いで例の耳や尻尾を触るセレアに、ジェイドはため息を吐いた。

その様子にリフィルとフィリアは唖然としていたのだが、ある一人は爆笑していた。



その人物が、今回の事件の犯人なのだが。



 

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