03/09の日記

00:04
風邪にはカレー!風邪にもカレー!
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ユ「げほ!ごほ!げほん!」

ス「大丈夫!? アッシュ〜、ユーリが風邪みたい」

ユ「違う、これは断じて風邪などでは…ごっほ!」

ア「ムリしないで、ユーリ。今日は仕事もないし、寝てていいんスよ?」

ユ「ばかもの!これは風邪ではない!…げほん」

ス「素直に認めなヨ。顔赤いし、熱もあるんでしょ」

ユ「酔っているんだ、エヘン虫がいるから」

ア「意味不明な言い訳しない!っていうかそもそもエヘン虫いねぇし。」

ユ「そういうことにしといたほうがなんか可愛いだろう」

ア「可愛くない可愛くない。」

ス「そんなことより、はいコレ飲んで、ユーリ」

ユ「…なんだこれは?」

ア「紫色の、液体…?」

ス「一口飲んだら朝までさよなら!スマイル印のエナジードリンク☆頑固な風邪も一発KO、ネギを巻くならコレを飲め!だよ」

ア「薬名なが!ていうか薬にあるまじきワードが…」

ユ「ネギは巻かん!」

ア「そこだけ!?つっこむとこそこだけ!?」

ス「いいから黙ってコレを飲め☆」

ユ「止め!…ぅぐっ!………パタリ」

ア「あぁ、ユーリ!肌が紫色に!」

ス「よし。ユーリ、ベッドに運んどいて〜」

ア「うわぁ〜。ひどい」



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ア「それにしても、ユーリが風邪ひくなんて驚きっス。」

ス「そうだね〜。吸血鬼でも感染するんだよね。本人は認めないけど」

ア「はは。なんでっスかね?」

ス「認めたら敗けだ!って感じじゃない?」

ア「そういうとこ妙に体育会系っスよね。」

ス「ヒッヒッヒ。確かに〜。」

ア「でもまぁ、今回の風邪が丁度いいって訳でもないけど、たまにはゆっくり休んでほしいっス」

ス「うんうん。」

ア「さて、明日の朝はユーリの好きな和食にしようかな」

ス「えー、カレー食べたい〜激辛30倍!」

ア「ユーリを再起不能にする気っスか?」

ス「…えへ」

ア「否定しないんスね…!」

ス「明日、期待してるよ、アッシュ☆」

ア「!?(本気だ!この人マジでユーリに激辛カレーを強要するつもりだ!)」

ス「だってユーリをゆっくり休ませてあげたいし〜」

ア「スマが食べたいだけっスよね?」

ス「アッシュ…ボク、アッシュのこと好きだよ?」

ア「うっ…!………ごめんなさい、ユーリ!せめて辛さは3倍で…」



交渉成立。

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