拍手お礼〜IFシリーズ〜

□〜 IF CASE ランボ 〜
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突然訪れた死、そしてまた突然訪れた生。
おそらく普通ではありえないであろう、前世の記憶を持ったままでの転生は
本来それだけで十分驚くべきことだ。
だけどもっと驚いたのは、ここがあの世界だったこと…






『生まれ変わったその先は…』〜 IF CASE ランボ 〜






生まれてすぐに両親を失くしたらしい私は、遠縁の親戚に育てられることとなった。
その親戚というのがまた厄介で、その人はなんとボヴィーノというファミリーのボスだったのです!
その人は、とても私を可愛がってくれました。
あまり大きくはないファミリーだったけど、私にとってその人は誰よりも大きく見えた。
初めは、日本ではまず見られない銃や手榴弾などといった兵器にも怯えていたけれど、いつしか自分でも使えるくらいになってきた時、ボスは言った。

日本へ行ってみないか、と。

私は即答で了解した。
自分の生まれ故郷はどうなっているのか、とても気になっていたから。
でも、私はまだ知らなかったのだ。
ここが私の知るイタリアではなく、そこが私の生まれ育った日本ではないことを。



じゃあついでに、ボンゴレのヒットマン、リボーンを倒してみない?

は?



聞き返したときは既に手遅れで、私は箱詰めにされて日本に輸出されました。
詰められてすぐは抵抗していたけれど、子供の力で開こうはずもなくすぐにやめた。

私には牛柄の服しか着せないボス。
(私がボスにもらった誕生日プレゼントの牛のぬいぐるみをことのほか大事にしていたので、
 あの人は私が牛好きだと思っている…本当はただもらえたことが嬉しかっただけなのだが)
そして牛柄のワンピースに身を包む私。(危険物所持)
日本にいるボンゴレのヒットマンリボーン。

ここって、あの世界だったりするの?
しかも私って、私って……あのランボさんなの!?
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