novel

□プロローグ
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チッ、チッ、チッ、チッ…
緊張感の張り詰めた空間に時計の規則正しい機会音が聞こえる



「…止め!」


ガチャガチャガチャッ!
ガタガタッ!!


「終わったぁ!」
「これで自由だぁ!」


緊張感の張り詰めた空気は無くなり、途端に活気づく






「ふぅ〜、終わったぁ」

片岡色はシャーペンを机の上に投げ出し、机の上に頭をつける


「よぉ!どうだった?」

クラスメートの根岸が近づいてきた



「ん〜、…まぁまぁかな」

苦笑いをしつつも、ひそかに確かな出来を感じていた


「…これでやっと部活が出来るわぁ〜」
「ははっ!お前ってホント部活好きだよなぁ」

「まあな!んじゃ、俺は部活行くな〜!」

根岸は大きな肩にスポーツバックをかけて歩いていく

「部活頑張れよ〜」

俺は根岸に別れを言うとバックを持ち教室を出た




テストも終わったことだし、店の方に行かなきゃな
ん〜、今日は何にしよう…。早く終わったから久しぶりにケーキでも焼こうかな
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