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01/18(Fri) 03:13
妄想文 安息の一時
アルベルト
ロスカラの黒の騎士団カレン√の黒の騎士団の慰安旅行での混浴シーンで会長達が入って来なかったらどうなっていたかという設定です。
途中グダグダかもしれませんが、お許しください!
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01/18(Fri) 03:39
アルベルト
−ライSIDE−
「(どうしよう…この状況…)」
僕は今までにないほど緊張していた。
こんなことはブリタニアとの戦闘でも経験したことのないものだ。
僕は温泉に入りに来ただけのはずなのに…
「ふぅ〜、良いお湯ね、ライ。景色も最高だし!」
「っ!そ、そうだね!」
まさか、カレンと混浴してしまうなんて想定外のことだ。
「どうしたのライ?顔が真っ赤だよ?」
「いや、大丈夫だよ カレン!」
「そう、ならいいけど。」
夜の静けさと鈴虫の鳴き声などで露天風呂が幻想的な魅力を醸し出しているのだが、今の僕にはそんなものを堪能している余裕など全然ありはしなかった。
カレンは何とも思わないのだろうか?
仮にも僕は男なのだ。
女の子であるカレンが僕と混浴していて恥ずかしくないのだろうか?
ふと、そんな疑問が僕の脳裏に浮かんだ。
隣にいるカレンを見ようとして改めて僕は言葉を失った。
タオルで巻いているであろう胸はそのタオルから零れ落ちんばかりの大きさだ。
温泉に入っているので、タオルはピッタリとカレンの肌や胸に密着し、また胸に水滴がつくことによって妖艶な雰囲気を醸し出している。
また、カレンの胸の谷間にはお湯が満ち満ちていた。
そして、温泉に入って気持ち良さそうに顔を綻ばせているカレンの美しい顔に思わず見とれてしまっていた。
カレンの美しさと、その妖艶さが僕の理性を壊していく。
「(ダ、ダメだ!冷静になるんだ僕!)」
僕自身もう気がおかしくなりそうな勢いだった。
カレンの裸を見ないようにとカレンに背を向けたのだが。
「ライ…」
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01/18(Fri) 03:56
アルベルト
「!?」
カレンの僕を呼ぶ囁きに答える前にカレンは僕の身体を背中から抱きしめた。
僕の背中にカレンの大きいながらも、今まで僕が体感したことのない柔らかさが僕の理性を徐々に崩壊させる。
カレンの細い両腕は僕の胸の前で組まれた。
「カ…カ…レン、一体…何…を?」
僕の精神が限界に差し掛かった時、僕の背中に温泉とは違う雫が僕の背中を伝う。
その時今までの僕を襲う熱さが一気に引き、代わりに僕の背中に抱きついて泣いているカレンの心配が僕の身体を支配した。
「ぅぅ〜」
低い声を上げながら、ただ泣いていた。
僕はカレンの手を掴んで優しく握りながら言った。
「カレン。大丈夫だよ。大丈夫。」
僕は出来得る限り優しく言葉をかけた。
すると、カレンは
「ありがとう。ライ。」
消えそうなしかし、優しい声色でカレンは言った。
そのままの状態で僕はカレンに聞いた。
「カレン、一体どうしたんだい?答えたくないのなら無理に答えなくてもいいけど。」
そう僕が聞くと、
「大丈夫よ、ライ。ゴメンね。心配かけちゃって。」
そう、カレンは答えた。
「ライと温泉に入っててね。急に思い出しちゃったんだ。昔のこと…」
−カレンSIDE−
私はライに自分のことを打ち明けた。
「ライは私のお兄ちゃん…ナオトお兄ちゃんのこと知ってるよね?」
「ああ、知っている。カレンが話してくれたからな。」
「そっか…私ねこうやって温泉に入るのって二回目なんだ。初めて入ったのは、まだ私が小さい時。お母さんとお兄ちゃんと旅行に行った時。」
私はあの頃の幸せな時を思い出していた。
「その時に入った温泉もここみたいな露天風呂で、夜中の中で満面に広がる星空や鈴虫の鳴き声を聞きながら、お母さんとお兄ちゃんと私で温泉に入ったの。」
「あの頃、お母さんは父と言い争ってて次第にお母さんどんどんやつれていって、そんなお母さんを励まそうとお兄ちゃんが温泉に行こうって言ったの。」
「だから、お母さんが旅行に行って笑顔になっていくのが本当に嬉しかった。」
「その時に記念写真を撮ったんだ。富士山を背景にしたのをね。」
「そうだったのか。君の部屋のあの写真が。」
そうライが納得したところで、私はまだライに伝えるべきことを伝えなくてはならない。
「私ね…貴方にお兄ちゃんの面影を重ねたの。」
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01/18(Fri) 04:11
アルベルト
私は、お兄ちゃんを言い訳に使った。
確かにライにお兄ちゃんの面影を重ねて見てしまった。
しかし、私が泣いた理由は、そのことじゃない。
そう、私が泣いた理由、それは…
「カレン…大丈夫だ。」
「ラ、ライ!」
私は驚いた、ライは私に向き直って私を正面から抱きしめた。
私は突然のライの行動に訳が分からなくなった。
ライがこんな大胆なことをしてくるなんて。
「ラ、ライ!どうしたの、急に」
心臓が早鐘を打ち今にも壊れてしまそうだが、ライから聞かねばならない。
「君の辛そうな顔は見たくはなかったから。」
驚いた。
ライは私の顔が見えなかったはずだ。
なのに、彼はわかっていたのだ。
「君には…その…笑顔が一番似合うから。」
「それに…僕は君の前からいなくならないよ。」
ライは恥ずかしがりながらも、笑顔で言ってくれた。
「ずるい」
無意識に私はそう呟いていた。
そう、私は怖かったのだ。
ライをお兄ちゃんの面影と重なった時、今度はライが私の前からいなくなるのではないかと、不意に考えてしまったのだ。
私はライがいなくなったことを考えるのが怖くて怖くて仕方がなかった。
だから、ライの温もりが欲しくて彼に抱きついた。
これ以上私の大切な人を失いたくなかったから。
今度こそ私は涙が止まらなかった。
だってこれは、悲しみの涙でも苦しみの涙でもない。
だってこれは、嬉しい涙だから。
いつか必ずあなたに伝える…ライが好きだというこの気持ちを…
そして、必ず貴方を守る。
もう、大切な人を失いたくないから!
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01/18(Fri) 04:30
後書き
アルベルト
どうだったでしょうか?
なんか書いていく内に内容が変わってしまい、大変でした。
最初は、温泉なんでドキラブものにしようと思ったのですが、なんかシリアスに行ってしまいました。OTL
まぁ、カレンさんが大胆すぎるというのは公式からですからね。
でも、本当になんで慰安旅行をバッドエンドにしたんですかね。
自分なら、宴会の後に皆が寝静まった中でライとカレンが、二人が一緒になって今後を語り合うなんかでも良かったと思っているので、本当にあのバッドエンドは理解しがたい!
つまり、何が言いたいかと言うともっとライとカレンの甘々見たかった!以上です!
ところで、アニメは終わってしまいましたけど、ソード・アート・オンラインなんか見てて、これにライカレがいたら、もう無敵なんじゃないかと考えています。
感想などご意見お待ちしております!
それでは!
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