短編

□ライのギアス裁判〜ルルーシュ編〜
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*ライとカレンは付き合っています。
ライはゼロ=ルルーシュだと知っています。
ルルーシュ好きな人は注意です。

【ライのギアス裁判!〜ルルーシュ編〜】


(いったいこれはどういう事だ?)


ルルーシュ・ランペルージは困惑していた。原因は目の前にいる銀灰色の髪の青年ーライ。

行政特区日本が彼の機転と命懸けの行動により設立してから一ヶ月、ゼロとして前線で指揮をとり会議や事務処理もこなさなければならないルルーシュと司令補佐として前線でも内政でも支えているライは目の回るような忙しさを味わっていた。

そんな中珍しく仕事が早く終わり、帰って久しぶりに最愛の妹ナナリーと夕飯でもいっしょに食べようと執務室に戻ったらライが来ていたのだ。

「どうしたんだ?」と聞いても何も答えず俯いたままのライに、ルルーシュは頭の中で何があったのかと考えていた。

(ライがここまで口を閉ざしているということは、かなり重要な問題が発生したということか?特区に関して言えば特に問題は無かったはずだ。
ならば一体何が…まさかギアスに関してなにかあったのか!?しかしライのギアスは消滅したはず、ならばこの線は無いとみていいだろう。
ならば…いやまずはライが話すのを待った方がいいな)

ルルーシュがそう結論に 達したのと同時にライが口を開いた。
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