宝物庫

□プロポーズ大作戦!?
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きらびやかな会場。

華やかな音楽。

たくさんの円卓を囲む人たち。



これは、どう考えても披露宴会場で、俺はなぜか礼服を着てグラスを持ち、前に設置されているマイクの前に立っていた。



誰の結婚式だったっけ?



たぶん、乾杯の挨拶のために俺はここにいるのだろう。
だけど、ありえないことにピンとこない。
ちらりと主役たちの方を見ると、総悟が幸せそうに微笑んでいる。



おぉお。幸せそうな顔しやがって。



常に黒い微笑みしか見たことのない俺は、その笑顔に嬉しくなる。

そして、隣の新婦を見ると、そこには俺が愛してやまない白銀の人が白いドレスに身を包み、やはり幸せそうに微笑んでいた。





――――――――!!!!!





頭を襲う衝撃は、言葉にできない。

日頃、総悟に撃たれているバズーカだって、これほどの衝撃はないはずだ。



気づくと俺は、持っていたグラスをこれまたありえないことに床に叩きつけた。

「総悟ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

怒鳴りつけたところで、景色が変わった。




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