銀魂長編小説

□百華詠歌〜蝋弁花〜
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    百華詠歌
   〜蝋弁花〜





 あの真っ黒な―――鬼斬りと呼ばれる男にはああ言ったけど―――。





 本当は、俺に鬼の血が入ってるって知っている。








 それは親を知っているとか、そういう事じゃなくて―――






死にたい程辛くても、貪欲に生きようとする本能を知っているから。









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