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雲雀14歳・春



校庭に舞う薄紅の花弁。

応接室から眺める桜の木は相変わらず綺麗に咲き誇っている。



「桜か・・」

「どうかしましたか委員長」

「いや、別に」





桜咲く舞い落ちる。

何も無い ぼくの手の上

儚くて 優しくて

壊れそう きみみたいな




なんか歌があったような。

たしか、幼馴染にしつこく聞かされた気がする。




「・・・・・・・・・・・・・・・・なんだろ・・何か思い出してイラっとするな






桜嫌いじゃないはずなのに、なんだっけ?

















「ああ、ここにもあるんですね」

「これなんれすか?」

「――――――――――サクラです。日本で一番美しい花」


クフフフ

骸と雲雀のデュエットソング

萌ぇですね





いずれ、会いに行きますから待っていてくださいね




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